小霊通
2003年7月23日今回も移動体通信のお話です。11日から20日まで大連に行ってきました。次の渡航では携帯を購入しようと誓っていたのですが、・・小霊通を買ってしまいました。大連は確か5月11日にサービスを開始したばかりですが、たった2ヶ月で既に必要充分な整備が完了しており、今も尚日々増強中です。(設備業者情報) PHS(PASとも言う)ですから、車での高速移動中は切れ易いとか、郊外に行くと圏外になり易いとかのデメリットは承知していますが、通話料が2角/分、しかも掛けた方だけに課金と経済的です。小霊通同士の短信息も有ります。GSMとの料金の差があまりにも圧倒的なので、一か八かで購入に踏み切りました。大連の小霊通は大連網通という会社がサービスを行っています。端末は普天の小さいのをチョイスしました。860元でした。これにGSM携帯と同じ中国独特の先払い式預け金が100元。手数料が10元くらい取られたかも知れませんが、もう忘れるくらいの微々たるものです。1,000元程度でこの便利さが手に入ると言うのは目から鱗です。そして何よりも、GSMに比べて音がクリアーです! CDMAとの比較は分かりませんが、とにかくGSMとは雲泥の差です。PHSを見直してしまいました。(勢い日本でも、11月にメアドが変わってしまうという混乱必至のバカ外資からDDIPに乗り換えようかと思っているくらいです。実際、GSMの最大のメリットであるWAPが大して使い物にならないのは、冷静に考えれば日本の携帯も状況は似たり寄ったりですね) それに、GSMが強力な電波で近くのスピーカーを鳴らすの、経験した方も多いと思いますが、あれは精神衛生上良くないでしょう。大連市内では小霊通が繋がらない所は少ないですし、タクシー程度のスピードなら通話も途切れませんでした。勝利広場や奥林匹克広場の地下でも使え、星海湾広場の広さにも圏外にならず、正に死角無し、小霊通は市内最強です。海外は大連にしか行かない私には、国際ローミングだの、GSMだの、考える必要は無かったようです。1日1回メールチェックはNetCafeで、あとは小霊通、これで充分です。
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