四面楚歌-インタビュー3
2004年6月11日 時事ニュース社長が3回頭を下げて謝罪した事を受け入れる
彼らが頭を下げた時、私達はやっとそれに誠意を感じました。
記者:jieさん、私は多くの中国女性に伝統的な思想が有ると思うんです。例えば、こういった事を恥ずかしいと感じて言いたがらないとか。あなたはこの事をどのように見てるんですか?
jie:そもそも私だって、必要以上に多くの人が(この件を)知ってしまう事を望みはしません。しかし今多くの人が目を向けているのが私です。その上国内のあるメディアは私の写真を使っちゃうし、私の家に電話をかけて来る人もとても多くて、一様に聞くのが、あなた日本に居ないの?って……皆さんとメディアの私達への声援に私は大変感謝しています。しかし結局、この事件で私と私の家族に(負担になる程の)大きい影響が出て来ています。私は今、早くこの事件を離れられる様、私の出国前の生活を取り戻せる様、奮い立つ自分を感じています。
記者:あなたはそれが早く出来る様頑張れると思う?
jie:そう思います。
記者:私が最も気になったのは、日本人があなた達に向って謝り、3回頭を下げて、あなた達はやっと彼らの陳謝を受け入れた、という部分です。どうして2度目までは受け入れられなかったんでしょう?
jie:私が一番初めの時に考えていたのは、あなたはいつになったら私達に謝って頭を下げるの?という事でした。
記者:あなたは遅すぎると感じていた。そうですか?
jie:そうです。そして次の時に思ったのが、あなたの態度が良くない、誠意がない!と。
記者:どうしてそのように感じたんでしょうか?
jie:日本は儀礼の国で、彼らは凄く礼儀を重んじています。彼らは顔を合わせたり、お早う御座います、と言う時でさえお辞儀をします。(なのに)私に謝る時にはあなた(のお辞儀)は少ないでしょう!と。もしあなたが中国人ならば、あなたがお辞儀をしなくたって私は陳謝の意味である事が見て分かるけど、って。
記者:あなたには、彼らがあなた達に謝ったのが挨拶程度の軽いものだと感じられた、と?
jie:日本人が挨拶するのに誠意は無いでしょう。あれは礼儀(のお辞儀)でした。
記者:あなた達は何度か交渉をしていますが、この様な誠意の無い陳謝は受け入れない?
jie:それがそうではなくて、私達には一つの想い(謝罪を受け入れる基準)が有ったんです。3回目には、(やっと)日本の社長と組合(労働組合に相当)の会長が揃って、90度まで頭を下げて私達に謝まりました。(これで希望が叶いました) 私達の何人かは少し涙が零れました。
彼らが頭を下げた時、私達はやっとそれに誠意を感じました。
記者:jieさん、私は多くの中国女性に伝統的な思想が有ると思うんです。例えば、こういった事を恥ずかしいと感じて言いたがらないとか。あなたはこの事をどのように見てるんですか?
jie:そもそも私だって、必要以上に多くの人が(この件を)知ってしまう事を望みはしません。しかし今多くの人が目を向けているのが私です。その上国内のあるメディアは私の写真を使っちゃうし、私の家に電話をかけて来る人もとても多くて、一様に聞くのが、あなた日本に居ないの?って……皆さんとメディアの私達への声援に私は大変感謝しています。しかし結局、この事件で私と私の家族に(負担になる程の)大きい影響が出て来ています。私は今、早くこの事件を離れられる様、私の出国前の生活を取り戻せる様、奮い立つ自分を感じています。
記者:あなたはそれが早く出来る様頑張れると思う?
jie:そう思います。
記者:私が最も気になったのは、日本人があなた達に向って謝り、3回頭を下げて、あなた達はやっと彼らの陳謝を受け入れた、という部分です。どうして2度目までは受け入れられなかったんでしょう?
jie:私が一番初めの時に考えていたのは、あなたはいつになったら私達に謝って頭を下げるの?という事でした。
記者:あなたは遅すぎると感じていた。そうですか?
jie:そうです。そして次の時に思ったのが、あなたの態度が良くない、誠意がない!と。
記者:どうしてそのように感じたんでしょうか?
jie:日本は儀礼の国で、彼らは凄く礼儀を重んじています。彼らは顔を合わせたり、お早う御座います、と言う時でさえお辞儀をします。(なのに)私に謝る時にはあなた(のお辞儀)は少ないでしょう!と。もしあなたが中国人ならば、あなたがお辞儀をしなくたって私は陳謝の意味である事が見て分かるけど、って。
記者:あなたには、彼らがあなた達に謝ったのが挨拶程度の軽いものだと感じられた、と?
jie:日本人が挨拶するのに誠意は無いでしょう。あれは礼儀(のお辞儀)でした。
記者:あなた達は何度か交渉をしていますが、この様な誠意の無い陳謝は受け入れない?
jie:それがそうではなくて、私達には一つの想い(謝罪を受け入れる基準)が有ったんです。3回目には、(やっと)日本の社長と組合(労働組合に相当)の会長が揃って、90度まで頭を下げて私達に謝まりました。(これで希望が叶いました) 私達の何人かは少し涙が零れました。
コメントをみる |

四面楚歌-インタビュー2
2004年6月11日 時事ニュースカメラは食堂(更衣室)のどこに在ったか
その部屋は私達が食事をする場所ですが、(そこは)私達の更衣室で(もありま)す。私達が普段働く合い間にはそこで休んで、服も着替えます。
記者:事件が発生して1ヶ月近くになります。私にはあなた達の日々が耐え難いものであったと想像できるのですが。
jie:私達皆にこんな状況が続いてきました。今も私の気持ちは乱れていて、あの日を思い出したくないです。
記者:あなた達のそこ(栽培会社)での仕事環境は良かったのでしょうか? これは事件が起きる前の事ですが?
jie:間違い無く良いとは言えないでしょう。例え徳島が日本の田舎と言えどもです。私達は山の上で草花を栽培していましたが、全て大きい温室の中で、とても熱くて、湿っぽくて、多くの蚊が居て−あれは特別大きい蚊でしたね。それにとても長くて赤いムカデ、私達が畑にすきを入れる時−頻繁に土を返すんですが、その時出て来るんです。会社の大きい入り口にはいつも蛇が寝ているのが見られました。ここは蛇がとても多くて、これが一番怖かったです。私達の居たその山中には人がとても少なくて、周りは全て樹林。工事の監督何人かが私達を見に来る事が何度か有りましたけど。社長は(週に)3〜5回間を空けてやって来て、少しだけ見て行きます。私達は1週間に1回だけやっと山を下りられるんで、生活用品を買いに行きました。
記者:山を下りるのにどれくらいかかりますか?
jie:車で1時間半くらいです。
記者:あなたの家に行った記者に聞いたんですが、あなたの家は十二分に裕福な様で、どうして更に研修生としてアルバイトをしようと思ったんですか?
jie:私の家は花の商売をしていますから、私が日本に行ったのはお金の為でなく、主に技術を学ぶ為でした。私はこれに小さい頃から興味を持っていました。そこ(の会社)の条件は厳しかったのですが、私は辛抱できると思いました。ここで踏み出さないと私は呆けてしまうんじゃないかと。
記者:この事件では国内のメディアによって何種類かの言われ方がされていて、一つはカメラが浴室にあると言うし、一つは更衣室だと言うし、食堂だと言うところも有ります。結局カメラはどこに在ったんですか?
jie:入浴する所ではありません。その部屋は私達が食事をする場所ですが、(そこは)私達の更衣室で(もありま)す。私達が普段働く合い間にはそこで休んで、服も着替えます。
記者:食堂が更衣室でもある?
jie:そうです。暑いので汗も多くかきますから、よく入浴します。入浴後は更衣室で扇風機の風に当たってちょっと涼みます。日本の社長が私達の着替える場所にカメラを設置するとは思いもしませんでした。丁度私達が来た時、日本の社長は週に2日間会社に残って当番するのが普通だったのが、事件発覚の少し前からは週に4日間〜6日間家に帰らないで事務室でボーっと……
記者:次のこの質問はちょっと残酷かも知れませんが・・あなた達がこのカメラを発見した時、どんな感じでしたか?
jie:最初はちょっとどうして良いか分からなくて、でも段々と自分が侮辱を受けた感じがして来て。私はこの感じを思い出したくないんですが、彼らは目を使って私達を強姦したようなものです。
記者:あなたの感覚は理解できますよ。
jie:その上、どこが私達の見えない所にまだカメラが在るかも知れないし、私達が以降も仕事を続けるなんてどうすれば出来ます?
言いたい事が伝わらず、帰国できない
警察に通報後は私達は自由が無くなりました。私達は酷いホームシックになったけど、尊厳の為に私達は我慢することが出来ました。
記者:通報の後で、社長はあなた達に嫌がらせをし始めた。そうですか?
jie:私達はトイレを除いて寮を一歩も離れる事が出来なくなりました。毎日水と家から送ってもらった干しダイコンや干しナス等で飢えをしのぐだけの生活で、私達は完全に自由を失ったと言うに等しくなりました。また彼らは私達を寮から追い出して、初めは外のホテルを探して住まわせました。私達は勿論嫌だったのですが、次に社長は牢獄と同じ様な小さな家を造って私達を住まわせました。
記者:その家とはどの様な物ですか?
jie:鉄の骨格にベニヤ板を付けて、2日間で建てられるものです。あなたは、それってどういう家なの?と思っているでしょ? この小さい家には水が無く、電気も有りません。入ってるとすれば蛇やムカデかな。いつでも潜り込めますから。その後、領事館が抗議をして私達はやっと住まなくて済むようになりました。
記者:それから、あなた達の中の4人の女性は仕事への復帰を選択しましたが、今も彼女達は日本の会社で何もしないで過ごしている状態ですね。これは彼女達のどういう考えからでしょうか?
jie:彼女達はやはりアルバイトを続けたいのかも知れません。家が比較的困難な状況なので、彼らと闘い続けて何も得られなかった時の事が怖いのでしょう。日本の社長は、もし私達が仕事を再開しないと帰国させると言うし、その上私達の仲介会社も、私達が帰国させられてしまうなら私達が仲介会社へ渡した数万(元)の担保を返さないと言っています。彼女達もこれの事を考えに入れているのでしょう。
記者:あなたは? あなたはどうして屈服しなかったの?
jie:人にはそれぞれの考えが有ります。彼女達はそういう選択をしたけど、私達は今も彼女達と友達です。私達が決めたのは、引き続き争って帰国する事。私達はお金の為に尊厳を売る事は有り得ません。社長は必ず私達に謝らなければならかったんです。
記者:あなたは帰国したかった?
jie:この事件が発生した後は、私は一日も日本で生活したくなかったです。けど、私は帰る事が出来ませんでした。私達がまともな食事が取れなくなった時には、私はこの上無く母の作ったご飯の事を想いました。でも言いたい事が上手く言えなくて、交渉も上手く行かなくて。帰ってしまえば事件は解決しなかったろうし、私は帰国する事が出来ませんでした。私達は酷いホームシックになったけど、尊厳の為に我慢することが出来ました。
記者:もし本当に賠償を得る事が出来なかったら、担保まで損失してしまうが?
jie:例え(賠償を)得られなくて(担保分を)弁償するとしても、私は私の人格を失いたくないんです。カメラの件が発生した後で私達は、自分が自分を尊重して初めて他人を尊重する事ができる、と一層感じたんです。
その部屋は私達が食事をする場所ですが、(そこは)私達の更衣室で(もありま)す。私達が普段働く合い間にはそこで休んで、服も着替えます。
記者:事件が発生して1ヶ月近くになります。私にはあなた達の日々が耐え難いものであったと想像できるのですが。
jie:私達皆にこんな状況が続いてきました。今も私の気持ちは乱れていて、あの日を思い出したくないです。
記者:あなた達のそこ(栽培会社)での仕事環境は良かったのでしょうか? これは事件が起きる前の事ですが?
jie:間違い無く良いとは言えないでしょう。例え徳島が日本の田舎と言えどもです。私達は山の上で草花を栽培していましたが、全て大きい温室の中で、とても熱くて、湿っぽくて、多くの蚊が居て−あれは特別大きい蚊でしたね。それにとても長くて赤いムカデ、私達が畑にすきを入れる時−頻繁に土を返すんですが、その時出て来るんです。会社の大きい入り口にはいつも蛇が寝ているのが見られました。ここは蛇がとても多くて、これが一番怖かったです。私達の居たその山中には人がとても少なくて、周りは全て樹林。工事の監督何人かが私達を見に来る事が何度か有りましたけど。社長は(週に)3〜5回間を空けてやって来て、少しだけ見て行きます。私達は1週間に1回だけやっと山を下りられるんで、生活用品を買いに行きました。
記者:山を下りるのにどれくらいかかりますか?
jie:車で1時間半くらいです。
記者:あなたの家に行った記者に聞いたんですが、あなたの家は十二分に裕福な様で、どうして更に研修生としてアルバイトをしようと思ったんですか?
jie:私の家は花の商売をしていますから、私が日本に行ったのはお金の為でなく、主に技術を学ぶ為でした。私はこれに小さい頃から興味を持っていました。そこ(の会社)の条件は厳しかったのですが、私は辛抱できると思いました。ここで踏み出さないと私は呆けてしまうんじゃないかと。
記者:この事件では国内のメディアによって何種類かの言われ方がされていて、一つはカメラが浴室にあると言うし、一つは更衣室だと言うし、食堂だと言うところも有ります。結局カメラはどこに在ったんですか?
jie:入浴する所ではありません。その部屋は私達が食事をする場所ですが、(そこは)私達の更衣室で(もありま)す。私達が普段働く合い間にはそこで休んで、服も着替えます。
記者:食堂が更衣室でもある?
jie:そうです。暑いので汗も多くかきますから、よく入浴します。入浴後は更衣室で扇風機の風に当たってちょっと涼みます。日本の社長が私達の着替える場所にカメラを設置するとは思いもしませんでした。丁度私達が来た時、日本の社長は週に2日間会社に残って当番するのが普通だったのが、事件発覚の少し前からは週に4日間〜6日間家に帰らないで事務室でボーっと……
記者:次のこの質問はちょっと残酷かも知れませんが・・あなた達がこのカメラを発見した時、どんな感じでしたか?
jie:最初はちょっとどうして良いか分からなくて、でも段々と自分が侮辱を受けた感じがして来て。私はこの感じを思い出したくないんですが、彼らは目を使って私達を強姦したようなものです。
記者:あなたの感覚は理解できますよ。
jie:その上、どこが私達の見えない所にまだカメラが在るかも知れないし、私達が以降も仕事を続けるなんてどうすれば出来ます?
言いたい事が伝わらず、帰国できない
警察に通報後は私達は自由が無くなりました。私達は酷いホームシックになったけど、尊厳の為に私達は我慢することが出来ました。
記者:通報の後で、社長はあなた達に嫌がらせをし始めた。そうですか?
jie:私達はトイレを除いて寮を一歩も離れる事が出来なくなりました。毎日水と家から送ってもらった干しダイコンや干しナス等で飢えをしのぐだけの生活で、私達は完全に自由を失ったと言うに等しくなりました。また彼らは私達を寮から追い出して、初めは外のホテルを探して住まわせました。私達は勿論嫌だったのですが、次に社長は牢獄と同じ様な小さな家を造って私達を住まわせました。
記者:その家とはどの様な物ですか?
jie:鉄の骨格にベニヤ板を付けて、2日間で建てられるものです。あなたは、それってどういう家なの?と思っているでしょ? この小さい家には水が無く、電気も有りません。入ってるとすれば蛇やムカデかな。いつでも潜り込めますから。その後、領事館が抗議をして私達はやっと住まなくて済むようになりました。
記者:それから、あなた達の中の4人の女性は仕事への復帰を選択しましたが、今も彼女達は日本の会社で何もしないで過ごしている状態ですね。これは彼女達のどういう考えからでしょうか?
jie:彼女達はやはりアルバイトを続けたいのかも知れません。家が比較的困難な状況なので、彼らと闘い続けて何も得られなかった時の事が怖いのでしょう。日本の社長は、もし私達が仕事を再開しないと帰国させると言うし、その上私達の仲介会社も、私達が帰国させられてしまうなら私達が仲介会社へ渡した数万(元)の担保を返さないと言っています。彼女達もこれの事を考えに入れているのでしょう。
記者:あなたは? あなたはどうして屈服しなかったの?
jie:人にはそれぞれの考えが有ります。彼女達はそういう選択をしたけど、私達は今も彼女達と友達です。私達が決めたのは、引き続き争って帰国する事。私達はお金の為に尊厳を売る事は有り得ません。社長は必ず私達に謝らなければならかったんです。
記者:あなたは帰国したかった?
jie:この事件が発生した後は、私は一日も日本で生活したくなかったです。けど、私は帰る事が出来ませんでした。私達がまともな食事が取れなくなった時には、私はこの上無く母の作ったご飯の事を想いました。でも言いたい事が上手く言えなくて、交渉も上手く行かなくて。帰ってしまえば事件は解決しなかったろうし、私は帰国する事が出来ませんでした。私達は酷いホームシックになったけど、尊厳の為に我慢することが出来ました。
記者:もし本当に賠償を得る事が出来なかったら、担保まで損失してしまうが?
jie:例え(賠償を)得られなくて(担保分を)弁償するとしても、私は私の人格を失いたくないんです。カメラの件が発生した後で私達は、自分が自分を尊重して初めて他人を尊重する事ができる、と一層感じたんです。
コメントをみる |

四面楚歌-インタビュー1
2004年6月11日 時事ニュース何故私が日本の社長に3回の頭を下げての謝罪を要求したか (南方都市報)
http://www.nanfangdaily.com.cn/southnews/shyp/200406100510.asp
作者:姜英爽
「中国女性が日本の社長に盗撮された」事件で、社長の謝罪と損害賠償を要求したjieさん(仮名)は、自尊心を強く持ってようやく他人を尊重させる事ができました、と語りました。
この話の背景
5月9日
日本の徳島でアルバイトをする中国遼寧省新民市の9人の女性が、会社が提供していた更衣室にカメラを発見しました。9人は直ちに警察へ通報、仕事をボイコット(後に4人の女性は仕事への復帰を選択)して所属会社の社長に謝罪及び賠償をするように求めました。この事は中日のメディアに報道されて国内と日本で極めて大きな反響を呼び、中国外交部は事態の発展に関心を示しました。
6月1日
日本の上野安司社長は、中国駐日本大阪総領事館の領事の交渉の元で90度頭を下げ、数人の女性に向って正式な謝罪を初めてしました。
6月3日
中国協商団が女性の家族の賠償請求を持って日本へ赴き、盗撮された女性一人当たり50万元の精神的慰謝料と30万元の名誉的慰謝料を支払うよう、日本の社長に求めました。(注:合計80万元=約1100万円)
6月7日
中国側協商団の協力の元、彼女達は日本の社長から精神的慰謝料と労務的賠償を獲得しました。この日の夕方、5人の女性が中国に帰りました。
この事件中、日本側の謝罪と賠償を求め続けた中国女性のリーダーjieさん(仮名)は、家に帰ったその夜、本紙(南方都市報)記者の電話取材を受けました。
家族には私の泣き顔を見せてしまいました
もし皆の支持が無ければ、私も(要求を)続けられなかったかも知れないです。
記者:jieさん、こんにちは。まずあなたに敬服と祝賀を表します。あなた達は遂に勝利を得て今日郷里に帰りましたが、あなたはきっと凄く感動しているんじゃないですか?
jie:言うなれば、とても嬉しい、でしょう! 中国協商団が私達の件で多くの努力をしてくれました。私達が当初要求した結果を得たかどうかに関わらず、私達は皆とても嬉しいです。祖国の私達に対する関心に大変感謝しています。この(国の援護を受けられる)可能性が(分かった事)が最大の収穫です。
私が飛行機をおりた後、生花が見えて、家族が私を迎えに来てくれたのは格別な想いでした。私が日本に行っていたのは7ヶ月だけですが、多くの事が有ったので、とても長く行っていた様な感じがします。家族が見えた時、私はちょっと泣いてしまいました。
記者:お父さんとお母さんに会って、まず話した事は?
jie:私が帰った事に二人は凄く喜んでいました。そして、こんなにすぐに帰国してしまうなんて、私達は二度とあなたを日本に行かせたくない、と言いました。
記者:皆があなたを支持していたようですが。
jie:もし皆の支持が無ければ、私も(要求を)続けられなかったかも知れないです。
中国人にも良くない人はいる
あなたが私に対して法を犯したら、あなたは私に対して償うべきでしょう。全ての人が皆弱いわけではないんです。しかし大多数の日本人はとても礼儀正しかった。
記者:日本の社長は謝罪して、賠償の協議も成立していますが、あなたはこの結果に満足ですか?
jie:進む一歩毎に困難が有る、と言う事しかできません。私達何人かがこれまで(要求を)続けてくるのは簡単な事ではありませんでした。今もまだ一つの件に明確な結果が出ていませんし。
記者:聞くところによると、あなた達の得た賠償は求めた数字と比較べて大きな開きが有るそうですが。
jieさん:これが解決するかどうかは、実際には私が決める事はできません。私達は国内に帰って来ましたが、まだ労務公司(派遣仲介会社)との問題にも直面しなければならないんです。私はすぐにでも動けますから、これをできるだけ早く解決して区切りを付けたいです。私のこの行動のわけ、メディアは気丈さだと言ってるみたいですが、そうじゃないんです。私は私自身の為になるよう考えているだけです。
記者:何故そのような話を?
jieさん:もしこういった事情・・このような自分の帰国要求や、(謝罪と賠償について)日本と争うを努力を怠ったら、私は自分に何も得られなかったんじゃないかと感じているので。
記者:あなたが言うのは経済上の?それとも精神上の?
jie:(少し考えて)これは・・曖昧にしておきます。私はこのような目に遭い、謝罪を受けるのは当然で、経済上得られるものは得るべきなんです! あなたが私に対して法を犯したら、あなたは私に対して償うべきでしょう。実は皆心の中ではそういう事(金目当ての行為だという事)を思っているんでしょう。国内まで国外みたい!
記者:あなた達の出した額は50万元の精神的慰謝料と30万元の名誉的慰謝料、逆に労務(公司への)弁償も有りますが、これらの数字を出したのはどのような考えに基づいてですか?
jie:私にはこの数字が必要で、脅そうとするものではありません。日本人だからなのかも知れないですが、彼らは私達が東アジアの弱者だと感じています。それは100年前の人はそう考えたかも知れませんが、100年後の今も、やはりある人はこのように考えている様です。しかし私は彼らに知らせたいと思っているんです。私達中国人にも口煩い(謝罪と賠償を要求する)人が居るんだという事を。
記者:あなたはいじめを受けたと感じたから相手はあなたに償うべき。中国人だって外国人だってその人が良い人との保証は無い。そういう事ですか?
jie:そうです。全ての人が皆弱い(泣き寝入りする)わけではないんだと。
記者:あなたは日本でのこの7ヶ月間で、日本人の多くが友好的だと感じますか? またこの社長のような友好的ではない人は多いと感じますか?
jie:はい。私は(7ヶ月であっても)明確に感じています。日本人にはあの様な良くない人はとても少ないです。私達の接触した日本人は多くないですけど、それでも大多数の日本人の私達への感情は悪くありませんでした。彼らは大変礼儀正しくて、思ったよりも親切でした。私達がスーパーへ買い物に行った時、彼らは皆親切に私達に向って挨拶してくれました。だから私は本当に、私達のこの一件が両国の関係に影響を与えるかも知れないのが残念なんです。
http://www.nanfangdaily.com.cn/southnews/shyp/200406100510.asp
作者:姜英爽
「中国女性が日本の社長に盗撮された」事件で、社長の謝罪と損害賠償を要求したjieさん(仮名)は、自尊心を強く持ってようやく他人を尊重させる事ができました、と語りました。
この話の背景
5月9日
日本の徳島でアルバイトをする中国遼寧省新民市の9人の女性が、会社が提供していた更衣室にカメラを発見しました。9人は直ちに警察へ通報、仕事をボイコット(後に4人の女性は仕事への復帰を選択)して所属会社の社長に謝罪及び賠償をするように求めました。この事は中日のメディアに報道されて国内と日本で極めて大きな反響を呼び、中国外交部は事態の発展に関心を示しました。
6月1日
日本の上野安司社長は、中国駐日本大阪総領事館の領事の交渉の元で90度頭を下げ、数人の女性に向って正式な謝罪を初めてしました。
6月3日
中国協商団が女性の家族の賠償請求を持って日本へ赴き、盗撮された女性一人当たり50万元の精神的慰謝料と30万元の名誉的慰謝料を支払うよう、日本の社長に求めました。(注:合計80万元=約1100万円)
6月7日
中国側協商団の協力の元、彼女達は日本の社長から精神的慰謝料と労務的賠償を獲得しました。この日の夕方、5人の女性が中国に帰りました。
この事件中、日本側の謝罪と賠償を求め続けた中国女性のリーダーjieさん(仮名)は、家に帰ったその夜、本紙(南方都市報)記者の電話取材を受けました。
家族には私の泣き顔を見せてしまいました
もし皆の支持が無ければ、私も(要求を)続けられなかったかも知れないです。
記者:jieさん、こんにちは。まずあなたに敬服と祝賀を表します。あなた達は遂に勝利を得て今日郷里に帰りましたが、あなたはきっと凄く感動しているんじゃないですか?
jie:言うなれば、とても嬉しい、でしょう! 中国協商団が私達の件で多くの努力をしてくれました。私達が当初要求した結果を得たかどうかに関わらず、私達は皆とても嬉しいです。祖国の私達に対する関心に大変感謝しています。この(国の援護を受けられる)可能性が(分かった事)が最大の収穫です。
私が飛行機をおりた後、生花が見えて、家族が私を迎えに来てくれたのは格別な想いでした。私が日本に行っていたのは7ヶ月だけですが、多くの事が有ったので、とても長く行っていた様な感じがします。家族が見えた時、私はちょっと泣いてしまいました。
記者:お父さんとお母さんに会って、まず話した事は?
jie:私が帰った事に二人は凄く喜んでいました。そして、こんなにすぐに帰国してしまうなんて、私達は二度とあなたを日本に行かせたくない、と言いました。
記者:皆があなたを支持していたようですが。
jie:もし皆の支持が無ければ、私も(要求を)続けられなかったかも知れないです。
中国人にも良くない人はいる
あなたが私に対して法を犯したら、あなたは私に対して償うべきでしょう。全ての人が皆弱いわけではないんです。しかし大多数の日本人はとても礼儀正しかった。
記者:日本の社長は謝罪して、賠償の協議も成立していますが、あなたはこの結果に満足ですか?
jie:進む一歩毎に困難が有る、と言う事しかできません。私達何人かがこれまで(要求を)続けてくるのは簡単な事ではありませんでした。今もまだ一つの件に明確な結果が出ていませんし。
記者:聞くところによると、あなた達の得た賠償は求めた数字と比較べて大きな開きが有るそうですが。
jieさん:これが解決するかどうかは、実際には私が決める事はできません。私達は国内に帰って来ましたが、まだ労務公司(派遣仲介会社)との問題にも直面しなければならないんです。私はすぐにでも動けますから、これをできるだけ早く解決して区切りを付けたいです。私のこの行動のわけ、メディアは気丈さだと言ってるみたいですが、そうじゃないんです。私は私自身の為になるよう考えているだけです。
記者:何故そのような話を?
jieさん:もしこういった事情・・このような自分の帰国要求や、(謝罪と賠償について)日本と争うを努力を怠ったら、私は自分に何も得られなかったんじゃないかと感じているので。
記者:あなたが言うのは経済上の?それとも精神上の?
jie:(少し考えて)これは・・曖昧にしておきます。私はこのような目に遭い、謝罪を受けるのは当然で、経済上得られるものは得るべきなんです! あなたが私に対して法を犯したら、あなたは私に対して償うべきでしょう。実は皆心の中ではそういう事(金目当ての行為だという事)を思っているんでしょう。国内まで国外みたい!
記者:あなた達の出した額は50万元の精神的慰謝料と30万元の名誉的慰謝料、逆に労務(公司への)弁償も有りますが、これらの数字を出したのはどのような考えに基づいてですか?
jie:私にはこの数字が必要で、脅そうとするものではありません。日本人だからなのかも知れないですが、彼らは私達が東アジアの弱者だと感じています。それは100年前の人はそう考えたかも知れませんが、100年後の今も、やはりある人はこのように考えている様です。しかし私は彼らに知らせたいと思っているんです。私達中国人にも口煩い(謝罪と賠償を要求する)人が居るんだという事を。
記者:あなたはいじめを受けたと感じたから相手はあなたに償うべき。中国人だって外国人だってその人が良い人との保証は無い。そういう事ですか?
jie:そうです。全ての人が皆弱い(泣き寝入りする)わけではないんだと。
記者:あなたは日本でのこの7ヶ月間で、日本人の多くが友好的だと感じますか? またこの社長のような友好的ではない人は多いと感じますか?
jie:はい。私は(7ヶ月であっても)明確に感じています。日本人にはあの様な良くない人はとても少ないです。私達の接触した日本人は多くないですけど、それでも大多数の日本人の私達への感情は悪くありませんでした。彼らは大変礼儀正しくて、思ったよりも親切でした。私達がスーパーへ買い物に行った時、彼らは皆親切に私達に向って挨拶してくれました。だから私は本当に、私達のこの一件が両国の関係に影響を与えるかも知れないのが残念なんです。
コメントをみる |

中国人研修生盗撮事件、関係者を書類送検 (共同網)
http://china.kyodo.co.jp/2004/shakai/20040528-93.html
徳島県警は5月28日までに、徳島市内で中国女性研修生宿舎内に違法に監視カメラを設置したとして、60歳余の園芸会社社長を送検しました。この件は既に中国メディアで報道されており、中国内で批難の声が上がっていました。宿舎内に住んでいたのは9名の中国女性。会社は3月にこの食堂のテレビの上に予告無く監視カメラを設置。5月9日、研修生の一人がこれに気付き警察に通報、警察によってカメラは押収されました。この会社は2000年10月より中国からの研修生を受け入れていますが、昨年1月と3月に3名ずつ研修生が失踪していました。この社長は、失踪や言い争いが絶えないので監視カメラを置いた、と話しています。
中国人宿舎監視の社長、違法性を免れず (共同網)
http://china.kyodo.co.jp/2004/shakai/20040602-11.html
6月1日徳島県警は、中国人研修生宿舎に監視カメラを置き監視した軽犯罪法違反で、徳島県神山町の某園芸会社社長(64歳)の関係資料を検察へ送りました。人権問題に注目が集まる中国ではこのような監視装置は見られず、研修生達の故郷である遼寧省と瀋陽市の政府は専門調査団を組織し、日本へ赴く準備に入っています。この社長は食堂の壁に穴を開けてカメラを設置、別の部屋で食堂の様子を監視していました。宿舎には9名の中国女性が住んでいました。この社長は、2000年10月より中国からの研修生を受け入れたが、昨年1月と3月に3名ずつ研修生が失踪し、頻繁な宿舎内での喧嘩や男性の出入りが有った為、監視カメラをを置いた、先に研修生達に説明しなかったのが間違いだった、と話しています。
日本の社長、違法に中国研修生を監視して告発される (新華網)
http://news.xinhuanet.com/world/2004-06/02/content_1504688.htm
(共同網転載省略)
監視カメラで監視された中国研修生は既に人権侵害として告発しています。
日本の社長、90度に頭を下げる -中国女性研修生に正式に謝罪- (華商晨報)
http://www.huash.com/gb/hscb/2004-06/02/content_1052251.htm
(経緯省略) 6月1日午後4時、監視したとされる日本の会社社長は、90度まで頭を下げて中国女性研修生に謝罪しました。中国駐大阪総領事館の3人の領事は徳島に赴き、件の日本社長と面談しました。3人の領事は道理を踏まえた上で容赦無く叱責。日本社長は女性研修生達に向って頭を下げて陳謝しました。しかし女性研修生達はこれを拒絶し、「日本は儀礼の国、私達の受けた侮辱はここでで頷いて解決する事ではない!」と話しました。9人の女性研修生と中国駐大阪総領事館の3人の領事は(この考えを)堅持。日本社長とこの(組織の)会長は共に90度まで頭を下げ、女性研修生達に謝罪しました。これを見て女性研修生達は1ヶ月近く我慢した涙を流しました。
今回の事件は在日華人の間で強い反響を呼び、これに対する関心は膨らみ続けています。滋賀県に住む中国留学生の賈さんは新聞社に電話で、盗撮された女性研修生への慰めと中国の姉妹を助けたい気持ちを語りました。またある華人旅行社の華人従業員は盗撮された中国女性研修生の為に中国駐大阪領事館に3枚の瀋陽に帰る航空券を持参しました。(これは返却されました)
朝日新聞等の日本メディアは揃って第一にこの盗撮事件を詳しく報道し、数局のテレビでも報道されました。
関西華文時報の記者は徳島の現地取材に駆けつける際に道に迷い、50数歳の婦人に助けられ、徳島の長距離バス停に辿り着きました。婦人は記者に、これは徳島県人の恥だ!大多数の徳島県人は中国に対して友好的で、私も以前一人の西安から来た留学生を助けた事が有る、私は中国人が好きだ、と話しました。日本の著名な眼科医学学者で漢学家の芦川北平氏も関西華文時報に投書し、私はこの日本社長に、あなたの恥ずかしい行為が日中両国の友好関係に影響を及ぼし、儀礼の国日本のイメージを損なった、正直な日本人は憤慨している、と言いたい、と書いています。
北京時間の6月1日午後8時、(華商晨報の)記者は日本に居る9人の女性研修生の一人Jieさん(仮名)と連絡しました。彼女は記者に対し、日本社長が90度頭を下げて謝まった時は感動した、私達の何人かは涙が溢れた、3名の領事が来てくれて、私達に西瓜と胡瓜とトマトと茄子もくれた、人間にはまだ正義と真心が有る、と話しました。
新華網の特集ページ
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2004-06/03/content_1504754.htm
http://china.kyodo.co.jp/2004/shakai/20040528-93.html
徳島県警は5月28日までに、徳島市内で中国女性研修生宿舎内に違法に監視カメラを設置したとして、60歳余の園芸会社社長を送検しました。この件は既に中国メディアで報道されており、中国内で批難の声が上がっていました。宿舎内に住んでいたのは9名の中国女性。会社は3月にこの食堂のテレビの上に予告無く監視カメラを設置。5月9日、研修生の一人がこれに気付き警察に通報、警察によってカメラは押収されました。この会社は2000年10月より中国からの研修生を受け入れていますが、昨年1月と3月に3名ずつ研修生が失踪していました。この社長は、失踪や言い争いが絶えないので監視カメラを置いた、と話しています。
中国人宿舎監視の社長、違法性を免れず (共同網)
http://china.kyodo.co.jp/2004/shakai/20040602-11.html
6月1日徳島県警は、中国人研修生宿舎に監視カメラを置き監視した軽犯罪法違反で、徳島県神山町の某園芸会社社長(64歳)の関係資料を検察へ送りました。人権問題に注目が集まる中国ではこのような監視装置は見られず、研修生達の故郷である遼寧省と瀋陽市の政府は専門調査団を組織し、日本へ赴く準備に入っています。この社長は食堂の壁に穴を開けてカメラを設置、別の部屋で食堂の様子を監視していました。宿舎には9名の中国女性が住んでいました。この社長は、2000年10月より中国からの研修生を受け入れたが、昨年1月と3月に3名ずつ研修生が失踪し、頻繁な宿舎内での喧嘩や男性の出入りが有った為、監視カメラをを置いた、先に研修生達に説明しなかったのが間違いだった、と話しています。
日本の社長、違法に中国研修生を監視して告発される (新華網)
http://news.xinhuanet.com/world/2004-06/02/content_1504688.htm
(共同網転載省略)
監視カメラで監視された中国研修生は既に人権侵害として告発しています。
日本の社長、90度に頭を下げる -中国女性研修生に正式に謝罪- (華商晨報)
http://www.huash.com/gb/hscb/2004-06/02/content_1052251.htm
(経緯省略) 6月1日午後4時、監視したとされる日本の会社社長は、90度まで頭を下げて中国女性研修生に謝罪しました。中国駐大阪総領事館の3人の領事は徳島に赴き、件の日本社長と面談しました。3人の領事は道理を踏まえた上で容赦無く叱責。日本社長は女性研修生達に向って頭を下げて陳謝しました。しかし女性研修生達はこれを拒絶し、「日本は儀礼の国、私達の受けた侮辱はここでで頷いて解決する事ではない!」と話しました。9人の女性研修生と中国駐大阪総領事館の3人の領事は(この考えを)堅持。日本社長とこの(組織の)会長は共に90度まで頭を下げ、女性研修生達に謝罪しました。これを見て女性研修生達は1ヶ月近く我慢した涙を流しました。
今回の事件は在日華人の間で強い反響を呼び、これに対する関心は膨らみ続けています。滋賀県に住む中国留学生の賈さんは新聞社に電話で、盗撮された女性研修生への慰めと中国の姉妹を助けたい気持ちを語りました。またある華人旅行社の華人従業員は盗撮された中国女性研修生の為に中国駐大阪領事館に3枚の瀋陽に帰る航空券を持参しました。(これは返却されました)
朝日新聞等の日本メディアは揃って第一にこの盗撮事件を詳しく報道し、数局のテレビでも報道されました。
関西華文時報の記者は徳島の現地取材に駆けつける際に道に迷い、50数歳の婦人に助けられ、徳島の長距離バス停に辿り着きました。婦人は記者に、これは徳島県人の恥だ!大多数の徳島県人は中国に対して友好的で、私も以前一人の西安から来た留学生を助けた事が有る、私は中国人が好きだ、と話しました。日本の著名な眼科医学学者で漢学家の芦川北平氏も関西華文時報に投書し、私はこの日本社長に、あなたの恥ずかしい行為が日中両国の友好関係に影響を及ぼし、儀礼の国日本のイメージを損なった、正直な日本人は憤慨している、と言いたい、と書いています。
北京時間の6月1日午後8時、(華商晨報の)記者は日本に居る9人の女性研修生の一人Jieさん(仮名)と連絡しました。彼女は記者に対し、日本社長が90度頭を下げて謝まった時は感動した、私達の何人かは涙が溢れた、3名の領事が来てくれて、私達に西瓜と胡瓜とトマトと茄子もくれた、人間にはまだ正義と真心が有る、と話しました。
新華網の特集ページ
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2004-06/03/content_1504754.htm
コメントをみる |

これは日本での事件ですが、在日中国人の間でも大騒ぎになっているそうですので、ここに紹介しておきます。
覗き事件で大阪が震撼 (華商晨報)
http://www.huash.com/gb/hscb/2004-05/13/content_1011679.htm
5月9日、日本の徳島県の花栽培会社で働く9人の中国人女性の浴室で盗撮カメラが発見されました。華商晨報が5月11日にこの事を報道、ウェブに転載。中国外交部の領事司は駐日本大阪領事館に調査を指示しました。
初めての報道のタイトルは「日本で働く中国女性が覗きに遭う」でした。
5月12日、華商晨報が大阪で最も影響力がある中国語メディア「関西華文時報」記者と電話連絡したところ、関西華文時報が華商晨報の報道を転載して大きな反響が有り、百人近くの在阪中国人から支援の連絡が入ったそうです。関西華文時報は更に追跡調査すると言っています。関西華文時報は以前、営口から来日した4名の女性就業者が支配人から殴られるという事件を取り上げるなど、在日中国人の就業環境に着目し、支援しています。外国人労働合法権益網(ネットワーク)事務局長の早崎氏を通じ、具体的な措置に打って出るとしています。
また、駐日本大阪総領事館は徳島県警に正式に調査報告するよう求めています、との言。
覗き事件で大阪が震撼 (華商晨報)
http://www.huash.com/gb/hscb/2004-05/13/content_1011679.htm
5月9日、日本の徳島県の花栽培会社で働く9人の中国人女性の浴室で盗撮カメラが発見されました。華商晨報が5月11日にこの事を報道、ウェブに転載。中国外交部の領事司は駐日本大阪領事館に調査を指示しました。
初めての報道のタイトルは「日本で働く中国女性が覗きに遭う」でした。
5月12日、華商晨報が大阪で最も影響力がある中国語メディア「関西華文時報」記者と電話連絡したところ、関西華文時報が華商晨報の報道を転載して大きな反響が有り、百人近くの在阪中国人から支援の連絡が入ったそうです。関西華文時報は更に追跡調査すると言っています。関西華文時報は以前、営口から来日した4名の女性就業者が支配人から殴られるという事件を取り上げるなど、在日中国人の就業環境に着目し、支援しています。外国人労働合法権益網(ネットワーク)事務局長の早崎氏を通じ、具体的な措置に打って出るとしています。
また、駐日本大阪総領事館は徳島県警に正式に調査報告するよう求めています、との言。
コメントをみる |
