中国人なら誰でも知っているであろう伝説の兵隊さん、雷鋒。物の本によれば、身を挺して市民を救った英雄なのだそう。小学校等には「仲良くしよう」といった標語と一緒に「雷鋒を見習おう」と掲げられているとか。しかしそんな雷鋒同志も、時の移り変わりと共に形骸化してしまっているようです。
そんな「雷鋒同志に学べ」が1963年に毛沢東によって発表されてから、明3月5日で41周年です。今は遼寧省鞍山市に住む73歳の張峻さんの下には、自身が撮影した247枚の雷鋒の写真が有り、雷鋒に関する展覧会も行っているそうで、言わば雷鋒の生き証人なんでしょう。
雷鋒が宣伝に使われている事の是非は別にして、雷鋒を語り継ぐ際にも大事なのは証拠と客観性だと思います。その点で張峻さんは行動を起こすに相応しい人物でありましょう。老人が歴史の検証や保存で頑張っている場合、2つのパターンが有るかと思います。自分の考えを語り続けて歴史を創造するタイプと、張峻さんのように写真という客観性の有る証拠を淡々と公表するタイプです。私は絶対に後者のタイプの老人になりたいと思って止みません。

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