今時、綺麗な病院じゃなきゃ嫌だし

医大付属第二病院、新しい外来病棟は3万平方mの立派なもの (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-07/05/content_363208.htm

広々として明るい診察待合ロビー、プライバシーの保てる診察室、暖かい雰囲気でファッショナブルな水飲み場、コーヒーコーナー、健康診断センター、VIP室、コンビニ。昨4日、2ヶ月の試験運営を経て大連医科大学付属第二医院が新しくなり、外来の診察を正式に開始しました。ドイツのマイスター(？)による設計は、病院に入る時に患者に不安感を与えません。
新しい外来病棟の建築面積は3万平方m、地下1階、地上8階建て。400台近くのワークステーションが繋がるコンピューターネットワークシステムを備え、患者が窓口端末で料金を払ったり、医者が端末を見ながら診療する事が出来ます。新しい外来病棟の配置を設計する上では、急患と外来、緊急治療室と急患診察室をそれぞれ独立させています。急診には撮影室が有り、超音波(CT？MRI？)等の検査部門へ患者がたらい回しにされる事が無く、医者と患者は時間を無駄にしません。2階と3階にはリハビリテーションセンターが有り、入院部と腫瘍入院部が廊下で通じる等、各病棟間の動線にも配慮されています。大病棟内は共に10の手すり階段と7つの(真っ直ぐな？)階段が有りますが、この内2つには身体障害者専用の押しボタンがあり、1階の患者サービスセンターで車椅子を用意して患者を助けるようになっています。患者はいつでもこれを利用する事が出来ます。ナースセンターは一層巧みに設計されており、高層と低層別々に2ヶ所設置されています。身体障害者と児童が満足な診察を受ける為に必要なものです。診察台は外側が丸くなり内側がへこんでいる物で、ステーションの前に置かれています。脚がへこんだ部分に置かれる形なので、車椅子に乗る身体障害者も脚を上げるのに苦労しません。大病棟内には1階と4階と6階に計3軒のコンビニが有り、患者に便利なようになっています。