遼寧省で炭鉱爆発事故

遼寧省で炭鉱爆発203人死亡、13人が不明 (中国情報局)
http://news.searchina.ne.jp/2005/0215/national_0215_002.shtml

　遼寧省の孫家湾炭鉱内で14日午後3時3分ごろ、ガス爆発が発生。15日午前5時の時点で作業員203人の死亡が確認された。負傷者は22人、行方不明者は13人となっている。新華社が伝えた。
　この炭鉱は阜新砿業集団公司の経営で、年産能力は150万トンとされている。
　中国はこの冬、暖房用や発電用などの石炭供給が不足。各地の炭鉱は安全対策を軽視した過剰な増産体制を敷いており、その影響かガス爆発などの事故が多発している。
　このため中国国家安全生産監督管理局は今年1月、炭鉱事故に関する報道機関を通じた情報公開制度を構築し、「マスコミと市民による監督機能」を働かせることで、安全基準を満たさない炭鉱への圧力を強めていく方針を示していた。

　相変わらず炭鉱事故が絶えません。深刻化するエネルギー問題解決の為とは言え、無理な計画や作業で人命が失われては下も子も有りません。慎重な作業が望まれます。