日本人夫、結婚から8年間も音沙汰無し 国際結婚は慎重にすべし (天健網)
http://www.runsky.com/daliannews/2005-12/26/content_718011.htm
 2004年10月から2005年10月までの大連市の国際結婚登記は642組で、前年度に比べて100組の増加、近年最大の伸び幅となりました。大連市の国際結婚登記業務従事者によると、従来に比べて就労目的出国者の国際結婚の数が増加したのが原因の一つと考えられます。それ以外にも、仲介者による紹介も増えているとの言。
 大連市の国際結婚数は依然として増加傾向にありますが、中には当事者の盲目的な選択が国際結婚の後遺症となって心の傷となっている例も有ります。

■普遍的に在り続ける障害
 調査によると、日本は大連市の国際結婚人数が最も多い国です。12月23日、市の民政局国際結婚登記所を取材すると、午前の登録の4組の中に1組、男性側が日本人のカップルが居ました。手続き中の様子を覗っていると、このカップルにはあまりコミュニケーションが無いように見えます。帰り際に聞こえた二人の会話は中国語でしたが、男性はどうやら少しの簡単な中国語だけしか分からないようでした。職員によると、このような情況は珍しくないそうです。多くの国際結婚が仲介者を通じて紹介されている為か、女性側は殆ど日本語ができず、カップルがどのようにコミュニケーションをとっているのか分かりません。また、もし日本に行くならば、どのように生活するのかも分かりません。

■8年も相手の姿が見えず
 先日、1人の女性が国際結婚登記所に電話をかけてきたそうです。彼女は1997年に1人の日本人男性と(国際結婚)登録しましたが、登録してほどなく相手がどこに行ったか分からなくなり、彼女も日本に行けず、この名ばかりで実体の無い婚姻関係をどうしていいのか分からない状態だそうです。調査によると、多くの国際結婚をする女性側は男性側の国で暮らす事を望んでおり、彼女達の中のかなりの人数が結婚を足掛かりにし、国外ですぐ離婚してそのまま国外で生活しています。職員によると、例えば日本では(日本人の)男性側の(日本)国内での就業能力をとても厳格に審査しており、もし男性側が日本で働いていないと(外国人の)女性側はビザが取れません。従って、多くの女性側に国際結婚で数年を過ぎても出国の機会が来ないケースが有るのです。国際結婚は双方が(規定に)拘束される為、誰か仲介者を通じて(結婚)登録をします。すると女性側は男性側の国外の姓名や住所さえ知らされず、最後はこの結婚自体が無駄になってしまう場合が有るのです。

 職員は言いいます。メディアは日頃の報道で、女性側は渡航後になって生活水準が(中国)国内に及ばないと気付き、毎日きつい仕事に追われるだけでなく、精神上も大きなプレッシャーを受けていると報じています。しかし、国際結婚が転落を招くとまでは言えません。多くの人は国際結婚を通して自分の幸福を探し当てています。例えば多くの国外で働く人達は、長い生活の中で働きながら知り合い、互いを理解した上で自然に国際結婚をしており、これはとても良い普通(の結婚)と言えます。注意しなければならないのは仲介者を通じた紹介です。必ず相手をよく考えた上で選び、盲目的には信用しないでくたさい。
(新商報)

 老虎(管理人)はよくメールを頂いています。ページアクセス数の少なさからは考えられない量で、お返事が遅れる事もしばしばです。その多くは渡航の相談と国際結婚絡みの質問です。
 私個人は、国際結婚は難しいと考えています。恥ずかしながら経験則です。しかし難しいのは互いの環境の刷り合わせで、公の手続きは決して難しくありません。結局は人対人の気持ちの譲り合いであって、金で解決なんてできないのです。
 中国在住の中国人との結婚を考えておられる日本在住の日本人の一部の方に言っておきたい事が有ります。中国には基本的に結婚仲介業という仕事は無いです。違法だからです。法律の隙間をぬった仲介者は居るようですが、大麻は駄目でも○○ならOKという脱法ドラッグのような存在と言えば分かり易いでしょうか。もし金で解決できると思うならば、ハイリスクを負う覚悟は持っているべきです。

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