路面電車でGO!

2004年7月3日
クラシカルな装いで海辺へ (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=45279

2日、拡張が完了した路面電車203路線が開通し、市のリーダー達が開通のテープカットをしました。203路線は中心から東に位置する東海公園まで延長されました。203路線の終着駅である東海公園から海岸までは300mほど。延長前の終着駅は寺兒溝でした。
過去1年間で関連部門は、この路線を走る26台の旧式路面電車を全面改装しました。運転再開となったこれらの電車は、70年以上前の外見を維持しつつ、動力装置、内装等全てに現代の技術と新素材を使用、時速を50km近くまで伸ばし、定員は122人になりました。乗車した感じは、改装後は改装前に比べて安定性が増し、騒音が小さくなっています。クラシカルな雰囲気の内装も一層豪華になり、エアコンも装備されています。
開通後は、西側の終点である大連駅から東海公園までは6.59kmとなり、この中の2.8kmが新たに建設された部分です。運行時間は片道28分ほど、平均時速は約15kmです。延長部分に春海街、華楽広場、海昌欣城、東海公園の4つの駅が設けられ、その他の駅は変わり有りません。運行時間は、大連駅発が6時〜19時30分、東海公園発は6時30分〜20時です。但し、5月1日〜10月31日の期間は、東海公園発の最終の時間は22時になります。また大連駅から華楽広場までの便を設け、華楽広場発が4時10分〜23時45分、大連駅発は4時30分〜24時05分です。専用の月決め定期券が28元、1回乗車は1元、ICカード払いは0.8元です。
市のリーダー夏徳仁市長、林慶民氏、王有為氏、劉長徳氏、宋増彬氏は、建設者を代表して開通式に参加しました。夏市長は、路面電車は大連の象徴の一つで、開通後は管理を強化して上質なサービスで市民と地方からの観光客を満足させるよう望む、と述べました。式典後、市長は周囲の住民にも促して試運転に一緒に乗車し、まだまだ改善の余地が有る、と話しました。

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