農民の所得
2004年7月19日上半期の大連市農民1人当りの現金収入、同時期比12.3%増 (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-07/18/content_371026.htm
市農調隊のサンプリング調査によると、今年上半期、大連市の農民1人当りの平均現金収入は2546.62元。昨年同期に比べて279元の増加、12.3%の伸びとなりました。家庭経営農業収入と工賃収入の2つが現金収入の主な成長点です。調査では、農民の現金収入の急激な増加は、中央の政策の一つが効を奏し、農産物価格の上昇回復、農産物販売量の増加、農村労務の経済発展が原因となったと見られます。では、具体的な現金収入279元の増加は如何にもたらされたのでしょうか。
市農調隊関連責任者の話によれば、家庭経営農業の現金収入増加が農民の収入の増加の主体となっています。上半期の、家庭経営農民1人当たりの現金収入は1025.11元で248.73元の増加。これは現金収入の40.3%を占めます。この中で688.85元が第1次産業の現金収入で、198.54元の増加、40.5%の伸びとなっています。これには多くの原因が考えられますが、1つ目の原因は農産物の売上収入が増えた事です。昨年は豊作で、上半期の農民1人当り農産物売上収入は296.68元でした。サンプリング調査では、上半期の農民1人当りの食糧販売量は昨年に比べて15.56kg、収入にして18元の増加です。北の3市区の農民1人当たりの農産物売上収入は351.75元で、昨年同時期比で94.6元、36.8%の増加となっています。2つ目の原因は漁業生産の発展が農民の収入を増やした事です。ここ数年は農業構造調整で陸地の工場での養殖水産が増加し、養殖水槽、ナマコの水槽、玉砂利の浅瀬でのナマコの養殖等が増え、養殖業は力を付けました。これにより上半期の農民1人当り漁業収入は118.53元、99.2元の増加でした。この内漁業製品売上げ収入は農民1人当り91.81元の増加となっています。3つ目は牧畜業の発展が農民の収益を増やした事です。統計によると、上半期の大連市の肉類総生産量は19.2万t、9.3%の増加です。牛乳の生産量は3.4万t、16.1%の増加です。鳥類の卵の生産量は8.3万t、4.5%の増加です。牧畜業から農民1人当りが得た現金収入は263.99元、81%の増加です。この内畜産品の売上げは農民1人当り263.81元、85%の増加となっています。
農産物価格の上昇は農民に収益増加をもたらしました。市の調査隊の調べでは、上半期の大連市の食糧価格は昨年同時期比13.5%の上昇で、生卵の価格は29.5%の上昇、ブタ肉の価格は25.9%の上昇、鳥類の価格は13.5%の上昇でした。更に関連の調査では、上半期の農産物の値上がり為、大連市の農民のトウモロコシ、ダイズ、ブタ肉(生きているブタ)、卵類の売上げでは農民1人当り計43.3元の実利益が出ています。産業構造調整は家庭経営の農民を2〜3つの産業に従事させる結果となり、これによる1人当りの平均収入は336.27元となり、50.19元増加しました。これらは主に工業、建築業、交通、運送、郵便通信業、サービス業等による収入の増加です。
給与収入の増加は農民家庭の現金収入増加の主な要素の1つです。上半期の大連市の農民が得た現金の49.1%は給与収入で、1人当りは1252.17元で、100.23元、8.7%の増加です。調査によると、大プロジェクトである農業産業化の為の投資と発展は農村へ労働力を呼び戻し、農民が故郷で働いて得る報酬が1人当り786元で、8.3%の増加となりました。その他、昨年のSARSで農民の出稼ぎ労働力が故郷での事業に回る等の現象も有り、この影響で大連市の農民の出稼ぎ収入は26.6%下がりましたが、今年は出稼ぎ労働が増加し従来のレベルを回復しています。この1人当りの現金収入は152.37元、31.3%の増加となっています。
農民の現金収入の中で、知人間の交際費、年金、休耕造林造草の補助金等の移転性収入(補助金)、農民の家屋賃貸料、預金の利息等財産性収入は1人当り269.34元で、20.6%の下落です。この中には食糧への政策補助も有り、これで農民は1人当り9.73元を得ています。
私的備忘録として。
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-07/18/content_371026.htm
市農調隊のサンプリング調査によると、今年上半期、大連市の農民1人当りの平均現金収入は2546.62元。昨年同期に比べて279元の増加、12.3%の伸びとなりました。家庭経営農業収入と工賃収入の2つが現金収入の主な成長点です。調査では、農民の現金収入の急激な増加は、中央の政策の一つが効を奏し、農産物価格の上昇回復、農産物販売量の増加、農村労務の経済発展が原因となったと見られます。では、具体的な現金収入279元の増加は如何にもたらされたのでしょうか。
市農調隊関連責任者の話によれば、家庭経営農業の現金収入増加が農民の収入の増加の主体となっています。上半期の、家庭経営農民1人当たりの現金収入は1025.11元で248.73元の増加。これは現金収入の40.3%を占めます。この中で688.85元が第1次産業の現金収入で、198.54元の増加、40.5%の伸びとなっています。これには多くの原因が考えられますが、1つ目の原因は農産物の売上収入が増えた事です。昨年は豊作で、上半期の農民1人当り農産物売上収入は296.68元でした。サンプリング調査では、上半期の農民1人当りの食糧販売量は昨年に比べて15.56kg、収入にして18元の増加です。北の3市区の農民1人当たりの農産物売上収入は351.75元で、昨年同時期比で94.6元、36.8%の増加となっています。2つ目の原因は漁業生産の発展が農民の収入を増やした事です。ここ数年は農業構造調整で陸地の工場での養殖水産が増加し、養殖水槽、ナマコの水槽、玉砂利の浅瀬でのナマコの養殖等が増え、養殖業は力を付けました。これにより上半期の農民1人当り漁業収入は118.53元、99.2元の増加でした。この内漁業製品売上げ収入は農民1人当り91.81元の増加となっています。3つ目は牧畜業の発展が農民の収益を増やした事です。統計によると、上半期の大連市の肉類総生産量は19.2万t、9.3%の増加です。牛乳の生産量は3.4万t、16.1%の増加です。鳥類の卵の生産量は8.3万t、4.5%の増加です。牧畜業から農民1人当りが得た現金収入は263.99元、81%の増加です。この内畜産品の売上げは農民1人当り263.81元、85%の増加となっています。
農産物価格の上昇は農民に収益増加をもたらしました。市の調査隊の調べでは、上半期の大連市の食糧価格は昨年同時期比13.5%の上昇で、生卵の価格は29.5%の上昇、ブタ肉の価格は25.9%の上昇、鳥類の価格は13.5%の上昇でした。更に関連の調査では、上半期の農産物の値上がり為、大連市の農民のトウモロコシ、ダイズ、ブタ肉(生きているブタ)、卵類の売上げでは農民1人当り計43.3元の実利益が出ています。産業構造調整は家庭経営の農民を2〜3つの産業に従事させる結果となり、これによる1人当りの平均収入は336.27元となり、50.19元増加しました。これらは主に工業、建築業、交通、運送、郵便通信業、サービス業等による収入の増加です。
給与収入の増加は農民家庭の現金収入増加の主な要素の1つです。上半期の大連市の農民が得た現金の49.1%は給与収入で、1人当りは1252.17元で、100.23元、8.7%の増加です。調査によると、大プロジェクトである農業産業化の為の投資と発展は農村へ労働力を呼び戻し、農民が故郷で働いて得る報酬が1人当り786元で、8.3%の増加となりました。その他、昨年のSARSで農民の出稼ぎ労働力が故郷での事業に回る等の現象も有り、この影響で大連市の農民の出稼ぎ収入は26.6%下がりましたが、今年は出稼ぎ労働が増加し従来のレベルを回復しています。この1人当りの現金収入は152.37元、31.3%の増加となっています。
農民の現金収入の中で、知人間の交際費、年金、休耕造林造草の補助金等の移転性収入(補助金)、農民の家屋賃貸料、預金の利息等財産性収入は1人当り269.34元で、20.6%の下落です。この中には食糧への政策補助も有り、これで農民は1人当り9.73元を得ています。
私的備忘録として。
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