電力不足対策

2004年8月3日
大連に2ヶ所の主力発電所を建設 (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-08/02/content_381301.htm

庄河発電所プロジェクトは既に決定、瓦房店原子力発電所は事前検討段階。
全国の多数の地方で電力供給が限界に近付いています。一方、東北振興の中で電力需要は日に日に増しています。エネルギー、中でも特に電力供給は、東北経済の発展の持続に耐え得るでしょうか? 1日、東北地区電力建設と計画作業会議が大連で開催され、国家発改委(発展改革委員会)と東北地区が共同で対策を検討しました。
現在、東北電力網は需要と供給のバランスがとれています。電力使用の発展状況は順調で、北が少なく南が多いですが、2〜3年以内には逼迫するとされています。情報によると、東北地区の発電力は4176万kwで、以前の1位から5位まで後退しています。長年の建設を経て東北電力網は500kVの送電網幹線は完成させています。東北の石炭資源は内モンゴル東部と黒龍江東部に分布しており、東北電力網は「西で発電し東へ送電」と「北で発電し南へ送電」の構造を成しています。しかし、東北経済の急速な発展には足りません。会議参加者は、東北地区経済は共に安定的な発展を続ける様注意しなければならず、高度に電力施設の建設を計画する必要が有るとしています。
東北地区は中長期的に電力の需要が見込める為、東北電力網公司はそれに対する措置をとるとしています。国家発改委電力所所長[赤β]衛平氏によると、大連市の庄河発電所の2基の発電施設完成後の出力は60万kwとして研究と準備作業を終えています。疑問視された石炭の供給に於いても、東北地区内から供給の方向でほぼ解決しており、年内の着工を目指しています。瓦房店原発は当初8月5日着工の計画でしたが、現在は再検討の段階に在ります。これら2基の100万kwの出力を誇る原発は2年後を目処に着工の予定です。竣工後、これら2ヶ所の発電所は東北地区の主力発電所になるでしょう。
国家発改委副主任張国宝氏と遼寧省副省長許衛国氏も会議に参加しました。

節電は・・無理っぽいですもんね。

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