中国で鳥インフルエンザ 今年2月以来、感染拡大抑制か (産経)
http://www.sankei.co.jp/news/040706/kok108.htm

中国中央テレビによると、中国衛生当局は6日、安徽省巣湖市内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)による鳥インフルエンザが発生したことを確認した。中国での確認は今年2月以来。既に現場から3キロ以内のすべての家禽類を処分、5キロ以内の家禽類にもワクチンを注射し、感染拡大は抑制したとしている。感染ルートは調査中だが、養鶏場付近には湖があり、渡り鳥による感染の可能性が高いという。
農業省によると、現地から報告を受けたのは今月3日。担当者を派遣し発生源の養鶏場付近を封鎖、感染拡大の防止措置を取るとともにウイルスの鑑定を進めていた。安徽省では今年2月、巣湖市に隣接する馬鞍山市など4カ所で鳥インフルエンザ発生が確認された。中国では今年1月から2月にかけて31の省、直轄市、自治区のうち16地区の計49カ所で鳥インフルエンザの発生が確認された後、3月に農業省が制圧宣言を出した。(共同)
4ヶ月間納まっていた鳥インフルエンザ、安徽で再燃 (大紀元)
http://www.epochtimes.com/gb/4/7/6/n589052.htm

中国大陸が鳥インフルエンザを撲滅して4ヶ月、大陸の安徽で再度鳥インフルエンザが発生しました。大陸のテレビは6日、先週土曜日に安徽のある農場のニワトリが死亡し、化学検査を行った結果これらが鳥インフルエンザでの死亡と判明した、と報道しました。これらのニワトリは現地で孵化したものの為、大陸の農業官員は、この度の鳥インフルエンザは渡り鳥が安徽に持ち込んだと思われる、と語っています。
報道では、大陸は既に疫病発生の情況を台湾、香港、マカオと国連の関連組織に知らせています。今春、タイ、ベトナムで発生した鳥インフルエンザは人にも伝染しており、24人の死亡をもたらしています。大陸でも鳥インフルエンザが発生しましたが人への伝染や死亡は出ていません。

<関連>

6月30日 ベトナムのメコンデルタで鳥インフルエンザ発生
http://www.epochtimes.com/gb/4/6/30/n582981.htm

7月6日 バンコク北方で6百羽のニワトリが死亡、鳥インフルエンザの疑い
http://www.epochtimes.com/gb/4/7/6/n588548.htm