名物社長らしいです

2004年6月30日
日本電産株式会社社長永守重信氏、大連市栄誉公民になる「私の投資に栄誉を与えられた」 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=44977

28日、日本電産株式会社社長永守重信氏が大連市栄誉公民になりました。この栄誉に対し永守社長は喜びを表しました。彼は大連市栄誉公民となる事で自分の行動が証明できたとし、その場で夏徳仁市長に、大連での投資を増加する、と表明しました。永守社長の計画では、2008年までに大連企業で3万名の大連人を就業させるそうです。永守社長は今年60歳。28歳の時に日本電産株式会社を創立し、今なお理事長を務めています。日本電産は世界の精密小型モーター業界のトップで、特にコンピュータの記憶装置での超精密モーターでは全世界に絶対的占有率を持っています。13年前の大連開発区創世記、ここに永守社長は工場を建設し、日本電産(大連)有限公司を設立しました。現在、日本電産(大連)は大連に8000人余りの就業機会を提供しています。また、大連で大規模な鋳型工場を建設を計画し、この工場の稼動で1.5万人の就業機会を、そして2008年までには大連に計3万人の就業機会を提供する事になります。永守社長は、この大連市栄誉公民の称号を与えられた以上、今の8000人という数字ではまだ足りない、と述べ、笑いました。

豪快な社長とは聞こえていましたが、突拍子も無い発言も有り、

「買うなら三菱ふそうトラック」日本電産永守社長 (ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_06/t2004062909.html

これにはビックリですが、言ってる事は概ね間違っていません。ワンマンと言われようとも、行動に「意思」が感じられます。
長崎県知事来連、協力関係を探る (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=45053

昨29日、金子原二郎長崎県知事を団長とする長崎県友好代表団の一行が来連し、夏徳仁市長と大連賓館で会見しました。双方は強く協力を要望しました。
長崎県は大連市との友好的な関係を大変重視しており、長崎県の政界、商工業界の要人の来連も頻繁です。大連市も経済、観光、ニュース取材等の分野で提携関係が有り、長崎県には熱心な支持を受けており、1994年から毎年、大連市の公費研修生を受け入れています。長崎県の主要産業は水産、造船、観光、陶磁器、ガラス、牛肉製品等でかなり有名です。夏市長は、双方は強い補完性を持っており、水産業と観光業の協力では潜在力はとても大きい、と述べました。これに対して金子原知事は同意し、長崎県も観光業の県である、間も無く日本の一部都市は中国人に対する観光ビザを取り消すだろうから、多くの大連人が中国第1陣目の観光客として長崎に来る事を望む、と述べました。夏市長は、金子原知事の今回の来連は相互協力の新しい起点になる、と述べ、信頼を表明しました、との言。

えっ? 中国人の観光ビザ免除はもう根回し段階に入ってるんでしょうか? それともちょっと先走りすぎなのか? この発言はスルーした方が良いでしょうか?