コピー商品

2004年6月29日
知的所有権保護、大連税関、1150件のコピー商品差し押え (天健網)
http://dalian.runsky.com/homepage/dl/news/userobject1ai453068.html

有名ブランドである耐克(ナイキ)と克里斯蒂昂迪奥爾(クリスチャンディオール)の商標権侵害の疑いで、先日、大連税関は1150件のコピー商品を押収しました。
6月中旬、権利侵害容疑者の呉は大連大窟湾税関にて何箱かの荷を輸出申告しました。到着港はマダガスカルでしたが、税関はこの中に問題を発見しました。この輸出はアフリカまででしたが、国際的に有名なブランドの商標権を侵害する物である疑いが有るというものです。これらは即時厳重に調べられました。その結果、有名ブランドのNIKE(800点)とCD(250点)等に商標権侵害の疑いが有り、税関は通関をストップ、NIKEとCDの商標権利人に確認を取りました。「中華人民共和国知識産権(知的所有権)海関(税関)保護条例」により、6月25日、大連税関は権利人の商品保障申請提出を受けてコピー商品を押収しました。
税関の調査によると、権利侵害容疑者の呉は、国内で安くコピー商品を買い付けた後、偽のブランドを商品の生地に付け、生活条件の比較的低いアフリカへ輸出するよう輸出手続をし、仲介人に渡して金儲けをしようとしました。しかし大連税関が厳密な知的所有権保護体勢を執った為に企みは阻止されました。「中華人民共和国知識産権海関保護条例」は今年の6月1日に公布、施行されており、このコピー商品事件は大連税関の初の押収事件となりました。