労働公園無料化

2004年6月3日
労働公園、もう入場料徴収しません (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=42989

2004年6月1日より、労働公園は無料開放となり、既に入場券が必要無くなっています。庭園の景観や観光客の安全保証、公園施設の維持が出来る事を確認した上で実施されています。開放時間は毎日6時〜18時です。しかし今後も、服装節園遊会、アカシア祭園遊会、春節の灯籠会、五一の花展、八一、十一の文化芸術節と菊展等の大規模な活動の際は入場料が必要です。集まった入場料はその活動資金の一部として使われます。
労働公園は106年の歴史が有り、国内外の観光客は60万〜100万人/年、入場収入は350万元以上でした。一方、支出は2481万元/年で、無料開放後は更なる資金不足となります。市政府は200万元/年を補助し、他に大規模活動を催したり、テナントを募集する等して収入減を補いたいとしています。尚、無料化後も管理人等は居り、引き続き車、自転車、ペット等は入園禁止となっています。
2005年愛知万博に大連館、「市」の参加は唯一 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=43081

大連市貿易促進会によると、大連市は北京、上海、海南のなど10の省市と共同で、来年日本の愛知県で行われる2005年世界博覧会に参加します。大連は中国の愛知万博に参加する唯一の計画的財政上の独立市です。
万博は経済、科学技術、文化のオリンピックと言われ、150年余の歴史が有ります。大連市は正式開幕後1ヶ月の4月下旬に「大連館」の開館と「大連ウィーク」をスタートさせます。既に「2005年日本愛知世界博覧会大連週間準備活動リーディングチーム事務室」を設置、チームリーダーを夏徳仁市長が務めています。愛知万博の組織委員会は、中国からは北京、上海、広州の三大都市が参加する事を考えていましたが、最近になって第4以降の都市として大連等を追加しました。また、中国館のロゴマークは間も無く公開されますが、全国公募で集まった1400作品の中から、大連市の旅行関係者の作品が採用されています。
(注:北京と上海は市ですが、直轄市である為に省と同じ扱いになっています)
2500人余が舌戦、第15回キヤノン杯日本語講演大会 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=43105

1日、フラマホテルに於いて、第15回キヤノン杯日本語講演大会決勝大会が開催されました。今大会には2591人の申し込みが有り、過去最高を記録しています。決勝戦には21名の選手が登場、大学生や独学で日本語を学んでいる人達です。各部門別に金、銀、銅賞が決定され、プレゼンターの夏徳仁市長、中日友好協会関係者、キヤノンの関係者から賞が手渡されました。また商務部長薄煕来氏、日本国駐瀋陽総領事小河内敏郎氏、李永金氏、魏富海氏からの祝電が有り、当日会場では1200人の日本語愛好者が観戦をしました。
夏市長は「本大会は中国最大の日本語講演会である。これは大連の日本語熱だけでなく大連と日本の友好協力関係をも表しており、今後も大連は国際化を加速させて行く」と挨拶しました。薄商務部長は祝電で「大連市政府とキヤノンが共に努力して15年続けて来たキヤノン杯は、日本語愛好者の啓蒙だけでなく、大連の対外開放の進歩の一側面でもある。党中央、国務院は東北振興で一層の開放をする為に更に多くの優秀な日本語が話せる人材を必要としている。本大会は友情の架け橋だ」と伝えました。

日本資本の数字

2004年6月3日
中日の行政と企業がアカシア祭で交流 (半島晨報)
http://bdcb.lnd.com.cn/show.php?id=6105

2日、シャングリラホテルにて第13回中日アカシア懇談会が行われました。懇談会には大連と日本の各名士が出席し、通関、都市建設、衛生、環境保護等について意見交換が行われる等、中日協力の為の重要なルートを形成しています。この席で夏市長は挨拶し、次の様に述べました。

2003年末までに大連に登録された日本資本企業は2800軒余、55億ドルが投資され、大連への外資投資総量の50%以上を占め、日本資本企業の雇用機会創出は外資全体の59.2%を占める。大連の投資誘致によって(外資は)巨大な効果と利益を徐々に上げており、1996年に利潤高が5000万元だったものが、2003年には27.1億元に達している。日本資本企業も(大連)政府に大量の税金を納めており、2003年の(市)政府顕彰の納税富豪50軒の中に日本は8軒を占めている。日本経済の好転と中国政府の経済政策から、今が中日協力の肝心な時期であると思われる。大連市政府は必ず優良な投資環境を創造するので、引き続きの日本からの投資を待望する。

私的な数字の備忘録として。