国内の外国人犯罪者ばかり報道するのはお互い様か
2004年6月26日5人もの外国人観光客が毒(麻薬)の密売人 (遼瀋晩報)
http://lswb.lnd.com.cn/show.php?id=17810
24日、遼寧省公安庁は中国の6省市での外国人の麻薬密売重大事件を公表しました。近年、各省で外国人の関連する事件が多く、内容も複雑化しており、多国籍麻薬密売事件を検挙する事は難かしくなっています。6月23日、麻薬密売グループの8人目のメンバーとなる鄭暁斌が福州で逮捕され、公安部はこれを皮切りに遼寧省で近年稀な冰毒(メチルアンフェタミン)売買事件の検挙を発表しました。これで重罪である8人の密売人の麻薬密売行為は終わりを告げましたが、その内5人が外国人でした。
麻薬はいつも旅行を装って運ばれました。4人の外国人観光客は旅行として遼寧省に麻薬を持って来ていました。しかし彼らは検査員の「邪悪を見抜く眼力」を逃れられませんでした。2003年7月6日〜30日、遼寧省の瀋陽税関と大連税関は、4人の外国人観光客が合計5kgの冰毒を密輸しようとしたところを発見、押収しました。この3人の日本人と1名の韓国人は遼寧省警察に逮捕されました。最近瀋陽で、犯罪容疑者だった日本籍の林勝男は死刑判決を下されました。警察が調査したところ、この4人の外国人は同じグループのメンバーで、大変稀な麻薬密売事件でした。このグループは遼寧だけではなく、北京、上海、広東等計6省市で麻薬を密売していました。この事件を公安部は非常に重視、遼寧省警察はその当日に省公安庁、省及び大連の禁毒総隊、省及び大連市の行動技術総隊、大連海関(通関)等から成る特別査問チームを編成し、夜を徹しての捜査を開始しました。特別査問チームは北京、上海から瀋陽、大連を飛び回り、捜査範囲は中国の半分に及びました。
また、別のグループでは美しい女性が密売人をしていました。この麻薬密売グループの行動が察知しにくかった為にグループ側に犯行のスキが出来、この時を狙って遼寧省警察と広東省警察は行動に出ました。6月16日、3人の密売人が値段交渉を終えて深[土川]市の高級ホテルから出て来ました。もし警察が証拠を掴んでいなければ美しい姚思懿が密売人だとは思えなかったでしょう。37歳の彼女はおしゃれで上品、日本での生活経験が有り流暢な日本語を話します。彼女は歩きながら日本人の山口と話していました。1番前を広東人の劉托尼が歩き、そのカバンの中には3.1kgの冰毒が入っていました。人民警察が彼の前に現れると、格闘技の覚えが有る彼は愚かにも逃亡を図りました。しかし人民警察の方が上手で、頑丈な劉もさっさと制されてしまいました。調べによると姚思懿は瀋陽人、劉托尼は彼女より1歳年上(38歳)で広東番禺市人、山口は62歳で愛知県名古屋市在住の正真正銘の日本人でした。6月23日、この多国籍に亘る麻薬密売事件のグループの最後のメンバー鄭暁斌は福州市で逮捕されました。
中国での日本人犯罪者はあまり日本では報道されませんが・・。
<追記>
麻薬犯罪で16人死刑 中国で撲滅キャンペーン (共同)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SCS;PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004062601000539&
【北京26日共同】中国政府は26日の「国際麻薬乱用撲滅デー」を前に全国で取り締まりキャンペーンを強化、24、25の両日、麻薬密輸や売買などの罪で少なくとも16人の死刑を執行した。中国では経済発展の一方で、麻薬が社会問題化。政府は新聞やテレビで「麻薬阻止」を訴える特集を組むなど危機感を強めており「一罰百戒」を狙ったとみられる。新華社電によると、広東、海南、雲南など5つの省で開かれた市民参加の「集会」で死刑が言い渡され、直後に執行された。近年の麻薬犯罪は大規模化、国際化しており、ヘロイン2トンと大麻3トンを国外から中国に運び込んだケースや、日本に覚せい剤1.1トンを密輸しようとした事件もあった。公安省によると、昨年末で麻薬常習者は約74万人。昨年は日本人が麻薬密輸容疑で拘束される事件も続発、現在拘束中の日本人は、死刑判決を受けた者を含め10人以上に上っている。
10人以上、とはまた曖昧な・・。具体的な数字は出ないんでしょうか?
http://lswb.lnd.com.cn/show.php?id=17810
24日、遼寧省公安庁は中国の6省市での外国人の麻薬密売重大事件を公表しました。近年、各省で外国人の関連する事件が多く、内容も複雑化しており、多国籍麻薬密売事件を検挙する事は難かしくなっています。6月23日、麻薬密売グループの8人目のメンバーとなる鄭暁斌が福州で逮捕され、公安部はこれを皮切りに遼寧省で近年稀な冰毒(メチルアンフェタミン)売買事件の検挙を発表しました。これで重罪である8人の密売人の麻薬密売行為は終わりを告げましたが、その内5人が外国人でした。
麻薬はいつも旅行を装って運ばれました。4人の外国人観光客は旅行として遼寧省に麻薬を持って来ていました。しかし彼らは検査員の「邪悪を見抜く眼力」を逃れられませんでした。2003年7月6日〜30日、遼寧省の瀋陽税関と大連税関は、4人の外国人観光客が合計5kgの冰毒を密輸しようとしたところを発見、押収しました。この3人の日本人と1名の韓国人は遼寧省警察に逮捕されました。最近瀋陽で、犯罪容疑者だった日本籍の林勝男は死刑判決を下されました。警察が調査したところ、この4人の外国人は同じグループのメンバーで、大変稀な麻薬密売事件でした。このグループは遼寧だけではなく、北京、上海、広東等計6省市で麻薬を密売していました。この事件を公安部は非常に重視、遼寧省警察はその当日に省公安庁、省及び大連の禁毒総隊、省及び大連市の行動技術総隊、大連海関(通関)等から成る特別査問チームを編成し、夜を徹しての捜査を開始しました。特別査問チームは北京、上海から瀋陽、大連を飛び回り、捜査範囲は中国の半分に及びました。
また、別のグループでは美しい女性が密売人をしていました。この麻薬密売グループの行動が察知しにくかった為にグループ側に犯行のスキが出来、この時を狙って遼寧省警察と広東省警察は行動に出ました。6月16日、3人の密売人が値段交渉を終えて深[土川]市の高級ホテルから出て来ました。もし警察が証拠を掴んでいなければ美しい姚思懿が密売人だとは思えなかったでしょう。37歳の彼女はおしゃれで上品、日本での生活経験が有り流暢な日本語を話します。彼女は歩きながら日本人の山口と話していました。1番前を広東人の劉托尼が歩き、そのカバンの中には3.1kgの冰毒が入っていました。人民警察が彼の前に現れると、格闘技の覚えが有る彼は愚かにも逃亡を図りました。しかし人民警察の方が上手で、頑丈な劉もさっさと制されてしまいました。調べによると姚思懿は瀋陽人、劉托尼は彼女より1歳年上(38歳)で広東番禺市人、山口は62歳で愛知県名古屋市在住の正真正銘の日本人でした。6月23日、この多国籍に亘る麻薬密売事件のグループの最後のメンバー鄭暁斌は福州市で逮捕されました。
中国での日本人犯罪者はあまり日本では報道されませんが・・。
<追記>
麻薬犯罪で16人死刑 中国で撲滅キャンペーン (共同)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SCS;PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004062601000539&
【北京26日共同】中国政府は26日の「国際麻薬乱用撲滅デー」を前に全国で取り締まりキャンペーンを強化、24、25の両日、麻薬密輸や売買などの罪で少なくとも16人の死刑を執行した。中国では経済発展の一方で、麻薬が社会問題化。政府は新聞やテレビで「麻薬阻止」を訴える特集を組むなど危機感を強めており「一罰百戒」を狙ったとみられる。新華社電によると、広東、海南、雲南など5つの省で開かれた市民参加の「集会」で死刑が言い渡され、直後に執行された。近年の麻薬犯罪は大規模化、国際化しており、ヘロイン2トンと大麻3トンを国外から中国に運び込んだケースや、日本に覚せい剤1.1トンを密輸しようとした事件もあった。公安省によると、昨年末で麻薬常習者は約74万人。昨年は日本人が麻薬密輸容疑で拘束される事件も続発、現在拘束中の日本人は、死刑判決を受けた者を含め10人以上に上っている。
10人以上、とはまた曖昧な・・。具体的な数字は出ないんでしょうか?
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