大連にBoAが!

2004年9月1日
ファッション祭の開幕式、観衆に身近に (半島晨報)
http://bdcb.lnd.com.cn/show.php?id=6747

第16回大連国際服装節開幕式広場晩会が9月10日20時より大連人民体育場で開催されます。今回の晩会には姜育恒、沙宝亮、李詠等の有名芸能人だけでなく、「局部捨奔、局部増加(いいとこ取り)」の演出と、観衆が舞台を身近に感じる様にする事が、従来の開幕式より工夫されています。
今回の晩会は「大連、我永遠的愛」と命名され、郷土への愛情と「大大連」のすばらしい将来へのあこがれを表現します。晩会は声楽、舞踊、演奏、曲芸等の4種類、18のプログラムで構成されます。アメリカ映画「ゴースト」の主題歌の一つを歌うボビーショー(?)が晩会でこの歌を歌う他、韓国の有名青春アイドル歌手BoAが「No.1」で晩会に登場します。姜育恒、沙宝亮、中国紅桜束女子打撃楽団等のスターやグループも開幕式晩会にお目見えします。つい先達て第11回中央電視台全国歌手大会のPOPS部門優勝の光栄を獲得した大連の女性歌手董蕾蕾も、郷里のお年寄りの為に「大海[口阿]、故郷」を歌います。
これまでのファッション祭の開幕式晩会と違うのは、今回の晩会では舞台を南側の観覧席から北へ移し、中心の舞台と貴賓席の間のスペースに観衆席を設けた事です。このように舞台を一層観衆に接近させ、同時に演者と観衆の距離も近くし、舞台上とアリーナの一体感が増しています。舞台も120mに広がり、奥行き60m、高さ25〜30mとなっています。この巨大な舞台はいくつかに区分けされ、一度に複数のプログラムを演出する事が出来ます。今回の晩会の総監督馬志広氏は、今回の開幕式晩会は観衆までの距離をもっと近くしたいと思っているんだ、と話しています。

来るんですねー、アジアの歌姫BoA! 見たいー! ファッション祭と言っても、実質、テレビでオープニングセレモニーを見るだけが楽しみだったりしますから。でも、あれ? 刀郎は・・?

対中ODAの使い道

2004年9月2日
「中日友好人材訓練センター」建設、夏徳仁市長が中日友好協力の模範プロジェクトとなるようにと (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-09/02/content_415375.htm

日本政府の中国に対する無償資金援助の今年最大のプロジェクト、1年に育成訓練可能な人数は延べ3900人

2006年4月、沙河口区の中長街に、高さ23m、施設規模約5000平方mの近代的なビルが完成します。これは日本政府の無償資金援助の9.68億円で建設される「中日友好人材培訓中心(訓練センター)」です。中国の伝統と日本の文化を融合し、伝統文化と最新技術を取り入れた訓練センターとなっており、大連市のソフトウェア人材育成の重責を担う他、中日友好の新しいシンボルにもなります。市政府が1日開催したプロジェクト説明会で夏徳仁市長は、中日友好人材訓練センターを中日の友好協力の模範プロジェクトと象徴プロジェクトにしたいと述べました。
1日午前、市政府の国際会議ホールで市のリーダーである夏市長、玉林副市長、富田昌宏日本駐瀋陽総領事館大連事務所所長、熊野慎治副領事、大連日本商工会赴京憲治会長、香椎文隆副会長、鍵中俊秀副会長兼訓練センター委員会委員長、江口哲臣北九州市大連経済文化交流事務所所長、市科学技術局、交通大学責任者等が集まり、訓練センター建設の青写真を描きました。
情報によると、日本政府の中国に対する無償資金援助の今年最大のプロジェクトである中日友好大連人材訓練センターは3年前から申請され、遂に先日、北京で調印に至りました。独立事業法人の資格を有する公正な非利益教育機構として、本センターは主に全日制でノンスキルの相互協力方式による育成訓練を行います。予約制個人指導型、授業型、専門型のプログラムが有り、ソフトウェア開発とエンジニアリング、生産、経営管理、日本語と日本文化学習等で人材を複合的に育成し、1年に延べ3900人を訓練出来るとしています。現在、本センターの建物の基本設計案は完成しており、今年12月下旬にプロジェクトの入札募集を完了、2005年3月に正式着工します。運営は大連交通大学に委託されます。既に市科学技術局は国家科学技術省に対し、プロジェクト始動後の教員配置、什器備品の問題と、日本政府の技術協力プロジェクトである「中日商務人材培訓」の申請を済ませ、訓練センタープロジェクトの実働にも極力努めています。
今回の説明会で夏徳仁市長は以下のように述べています。現在の大連には日本資本企業の登録が2800軒以上有り、中国の日本企業投資の10分の1を占めている。双方の提携範囲は広がり続けており、著しい効果を上げている。しかしここ数年、大連のITとソフトウェア産業の急速な発展、特に対日ソフトウェア輸出業務の急激な増加に対して、日本語を扱えるソフトウェア開発の人材の供給が需要に追い付かない状況が徐々に際立っており、訓練センターの建設は大連市のソフトウェア人材の欠乏問題を大きく緩和する。また、訓練センターは中日両国政府間の協力プロジェクトである事が重大な意義であり、有史以来最大の日本の中国に対する育成訓練援助プロジェクトだ。中日協力が1つの新しい時期に入った事を表している。本センターは、稼動後に日本企業の発展に多くの人材を提供するだけではない。更に重要なメリットは、一層大連と日本の交流と協力が進められ、強化された大連が日本の戦略的パートナーとなり、政府の各関連部門、大学、民間機関はプロジェクト実施の保障と仕事をしっかりと行い、本センターを中日の友好協力の模範プロジェクトと象徴プロジェクトにする事に努める。
十数時間で欧州に直行、大連空港初の欧州行き国際線 (天健網)
http://dalian.runsky.com/homepage/dl/living/userobject1ai478811.html

9月8日、中国民用航空総局の許可により、中国国際航空は大連−北京−ミュンヘンの国際線を開通させました。これは大連空港で初めての欧州行国際線の開通となります。ミュンヘン−大連線によりミュンヘンはヨーロッパ各地からのハブとなります。大連−北京−ミュンヘンのフライトは毎水土曜日の週2便、機体はB767で、飛行時間は約14時間となります。
大連−ミュンヘン線の開通に伴い、大連空港の航路は88本となり、行く先は国内外の66都市、フライトの密度は毎週千数百機に達し、四方八方への航空輸送網を形成しています。この8月末までの大連空港の旅客取扱数は延べ316万人、商品取扱量は7.5万t、前年同時期比でそれぞれ60%と33%増大しています。今年の旅客取扱数は延べ450万人を突破すると予想されており、商品取扱量も11万tとなる様です。大連空港は31年の間に著しく発展し、飛行区等級では4E級、B747等の大型旅客機が離着陸出来る国家1級民用国際空港になっています。東北アジア国際航運センター建設では、当面の急務である弛まぬ市場開拓と、大きく強い国際空輸能力を目指します。この為に空港の主な働きは、しっかりとしたマーケティングと情報調査研究、各航空会社との密接な関係作り、航路開発の強化となります。ドイツのルフトハンザ航空、エールフランス、シンガポール航空、マレーシア航空、フィンランド航空と国内の大規模航空会社からの打診を受けており、相互理解の上で、国際市場に措ける大連の顧客情況を示し、空港発展の強い願いを表してあります。2004年だけで大連空港は新しく2本の国内線(大連−敦煌−ウルムチと大連−無錫)、3本の国際線(大連−ベリーズ(?)、大連−北京−ミュンヘン、大連−寧波−シンガポール)が新設され、大連−イルクーツク、大連−ウラジオストクの便が復活しました。新しい航路の開拓は大連空港の輸送能力を強めています。
この度の大連−ミュンヘン線の開通は、大連地区がヨーロッパ各国に通じる空のルートを持った事を示します。将来の大連空港の航路配置は更に合理的になり、大連市国際航運センター建設に拍車をかける等、「大大連」への深遠な意義を持っています。一層の対外開放拡大による利益が東北地区経済の国際化を進め、東北地区の国際経済競争力と協力を強め、大連空港国際航運センター建設はその中核となります。全力で第5航権(5位のポジション?)を獲得し、大連空港を中国の東北アジアのハブ空港にしたいところです。

分からない単語が多いんですが、要するにヨーロッパが近付いたんですね。しかし直行と言っても北京経由でして・・。

上海F1GP

2004年9月13日
NNAより転載。

F1の経済効果400億元、上海市民は冷静

中国で初めて開催されるフォーミュラ1(F1)グランプリが今月24日、3日間の日程で上海で開幕する。自動車製造大国を目指す中国にとってモータースポーツの祭典の開催は国際的な注目を集める絶好の機会。地元・上海でも、開催に伴う直接・間接収入は毎年400億元(約5,200億円)と見ており、その経済効果を期待する声も。ただ、上海市民からはあまりにも高すぎる入場料や市内の交通渋滞を懸念する声もあり、市民の巨大イベント開催に対する関心には温度差もあるようだ。

「F1開催は上海(を売り込む)最高の『名刺』だ」。上海市旅遊事業管理委員会の張仁良・副主任はこう言い切り、上海F1開催を歓迎する。同委員会によると、今年1年間に海外から同市を訪問する観光客は過去最多の延べ350万人に達する見込みで、このうち約1割の35万人がF1開催に伴うものと見ている。実際、F1開催期間中の市内のホテルの宿泊料は、通常の2〜3倍の設定にもかかわらずほぼ満室状態。市内だけでなく、江蘇、浙江両省のホテルを利用する人もあり、F1開催を昨年の新型肺炎SARSで大きな影響を受けた観光業の復興の起爆剤と見ているようだ。

<入場料だけで税収1,240万元>
上海F1が開催される上海国際塞車場(サーキット)の観客収容数は15万〜20万人。入場料収入だけで、2億2,800万元とされており、上海市の税収は1,240万元に上る。このほか、サーキット周辺の20平方キロメートルでは飲食店など各種サービス業の年間売上高は100億元以上、間接収入は325億元と推計されており、直接・間接収入を合わせると年間400億元以上の経済効果が期待されている。
また、サーキットのある嘉定区は上海大衆(VW)が生産拠点を置くなど自動車産業が集積している。F1開催を機に年間200万人が今後、同区を観光・視察目的で同区を訪問するとしている。さらに同区では3万2,300人の雇用も新たに創出できるとしており、雇用確保の面からもF1誘致には利点があるとの立場を明らかにしている。

<関連商品の売上高500万元、娯楽施設増設も>
9日付中国青年報によると、F1に関連するTシャツや記念品などの販売を手がける上海塞事商務有限公司の于益銘・高級経理はこれまでに関連商品の売上高が500万元に達したことを明らかにしている。同社では年内に北京など上海以外の都市で、F1関連商品を販売する専門店を出店する計画があるとしている。
また、上海国際サーキットを運営する上海国際塞車場有限公司の郁知非・副総経理は「グランプリ開催は年たった3日間。残り362日間もみんながサーキット場で楽しめる場所をつくる必要がある」と述べ、今後、観光客を呼び込むためにサーキット周辺に観光・娯楽施設を増設することを示唆。F1開催を単なる一つのイベントとして利用するのではなく、長期的ビジネスとして展開していくという。

<平均月収の2倍以上、不評な高額チケット>
巨大イベントに対して、地元・上海市民の反応は意外に冷静だ。とりわけ、高額なF1入場料には「庶民が行ける額ではない」と不評を買っている。今回の上海F1で販売されるチケットは3日間の通し券で最高額が3,700元。平均月収が1,500元ともいわれる中国では破格の値段となり、市民の間では自宅でのテレビ観戦を決め込む人が続出しているという。
高額入場料はチケット販売の不振も招いている。今年3月にチケットは販売されたが、発売3日間はその話題性から高額チケットが飛ぶように売れたものの、そのほとんどが接待目的の企業や海外からの観戦ツアー目的の旅行社からの購入だったことが判明。自費での購入者は少なく、8月に入ってから販売が開始された最低ランクの370元のチケットも販売不振が伝えられている。
また、F1開催期間中は市内で交通渋滞が予想されるだけでなく、会場となる嘉定区内では大規模な交通規制が行われるとの情報もあり、F1開催が市民生活に大きな影響を与える可能性も出ている。
東北地区で初めてのグラススキー (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-09/16/content_435663.htm

先日、東北地区初のグラススキー場が大連市の旅順盛莱休閑農庄に完成、オープンしました。グラススキーはファッショナブルなレジャースポーツで、ヨーロッパで始められました。専用の器機を使って草の上を滑走するもので、「草上飛」とも言われています。このグラススキー場は滑らかな牧草地帯8000平方mで成り、総投資額は70万元余りです。滑走距離120mのゲレンデの周りは樹に囲まれており、「天然酸素バー」と言える場所です。

記事写真ではスキーではなく台車に座って滑り降りています。これじゃ草滑りなのでは・・。それに台車に乗るのは少々邪道なのでは・・と思いつつも、いい大人がダンボールはないよなぁ、と妥協。スキーが滑れない人も台車なら滑れますし。
(草滑り=背の低い草で覆われた土手なんかでダンボールの上に乗って滑り降りるアレ。ダンボール滑り、とも。正式名称は有るんでしょうか?)

山形県の観光誘致

2004年9月19日
おしんの故郷、大連で誘致 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=50147

18日、日本山形県旅遊説明会がフラマホテルで開催されました。日本は最近中国の4省1市の観光ビザを免除しており、山形県副知事とその関連旅行社は大連の旅行業界に対して山形の山河を推薦、紹介し、より多くの大連人が山形県へ旅行する望みました。
山形県は日本東北部に位置し、日本の有名な「自然な王国」「温泉の王国」「氷雪の王国」「美食の王国」「果樹の王国」です。中国人がこの地をよく知らない事に対し山形県側は、ここが「おしん」の故郷であることを再三強調しました。日本の連続ドラマ「おしん」は山形県で撮影されたもので、今もまだドラマに登場した名所が残っています。

日本旅行を歓迎 (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-09/19/content_439274.htm

18日、日本山形県の金森義弘副知事率いる150人余りの代表団が来連しました。これは旅行観光分野で双方が協力を強める為のものです。午後、夏徳仁市長は市政府貴賓室で金森副知事一行と会見しました。
(中略:山形県とおしんの説明)
夏市長は、日本は9月15日に中国の観光ビザ免除地区に大連を加えた、我々はこれを機に山形県と観光や交流での民間の往来を進め、工業と農業分野で協力する、と述べました。
代表団滞在中は旅行推奨会が行われます。金森副知事は、双方の旅行での協力と共に、港間での協力もしていくべきだ、と述べています。金森副知事はビジネスの往来の付録としての観光を望んでいます。

「おしん」も賞味期限ギリギリだと思いますし、山形県としてはやはり観光よりもビジネスが第一と言っておかざるを得ないでしょうか。

増値税

2004年9月20日
東北地区の増値税、課税範囲を確定 (新商報)
http://www.dlxsb.com.cn/gb/newbusiness/2004-09/19/content_438989.htm

9月14日、国務院許可、財政部と国家税務総局発表。遼寧省、吉林省、黒龍江省、大連省(市)、財政庁(局)に対し、国家税務局は「東北地区拡大増値税低掛範囲若干問題規定」を発布しました。この規定は東北地区の増値税課税範囲と今年7月1日まで遡る事を確定したものです。また関連企業が既に進めている動きを認定します。この3つの作業の完了は長きに亘る東北税制改革のスタート準備が出来た事を意味します。

<東北の企業負担を軽減>
中国は1994年の税制改革時、税負担の平均化を考え、また当時の投資過熱問題を抑制し、生産型増値税を実行しました。しかし固定資産に対して減税は行われず、重複して税計算される問題が残っていました。東北老工業基地の企業の多くの設備は古く、早急な買い替えが必要です。しかし設備等の固定資産税を差し引く事も出来ず、その負担が更に重くなっていました。東北税制改革の主要な内容は、生産型増値税を消費型に変え、企業のこの方面の税負担を免除するものです。
財政部と国家税務総局は財産税[2004]156号の中で、東北地区の業界を選び増値税減税範囲拡大を試行し、中央は東北老工業基地振興に重大な措置を施す、これはまた今後の全国の増値税改革モデルとして経験の蓄積とする、モデル地区の各関連部門は指導を強化し、真摯に実施しなければならない、実行中の問題は直ちに報告しなければならない、としています。
「規定」では、東北3省の一般的な生産設備を持つ製造業、石油化学工業等8業種で年利益が売上高の50%を超えるものが増値税と一般納税者の適用範囲となる、としています。
納税者の固定資産購入、固定資産を物品の製造或いは課税対象の労務に用たもの、融資や貸借での固定資産取得の固定資産運送費用、これらの増値税は「規定」に基づき差引かれます。
しかし、固定資産である自動車とオートバイの消費税、及び固定資産専用集団の福利や個人消費等の場合は除かれます。
「規定」第5条では、納税者は当年の減税額が上述(注:どれ?)の第3条の税額を上回る場合、当年の増値税額を新たに加えてはならない事を認めます。当年新たに加わる増値税が無い或いは新たに加わった増値税額が減税額よりも低い場合、減税額は翌年へ繰り越されます。納税者が増値税納付に滞りが有る場合、減税分と税金未納分は相殺されます。当年新たに加わった増値税額とは、当年の納付すべきとなるであろう増値税が2003年(注:前年)の納付すべき増値税額を上回った場合のものです。実際の作業では、年度内の課税のバランスを保つ為に逐次計算をし直して月毎に増値税額を算出、年度末に清算する方式を執ります。
当年内に一般企業の合併、分立、改制、改組、拡張、移転、生産品の転換、グループへの吸収、主従関係(親会社子会社?)の変更、企業称の変更が有った場合、当該企業の2003年度増値税額を基本に新たに加わった増値税額を算出します。

<国は100億以上の税収減>
この「規定」は2004年7月1日から施行されます。しかし具体的方法は2004年の移行期間中の作業はまた別に制定されます。
資料によると、増値税改革が東北で試行されると中央の財政は100億元の減収となり、東北3省の地方財政はそれぞれ30億元の減収となります。これが全国展開されれば国家財政が受ける改革のコストは1,000億元以上に達します。

私的備忘録として。
「十一」連休、航空利用者数は250万人 (中国情報局)
http://news.searchina.ne.jp/2004/0922/national_0922_003.shtml

中国民航総局は、今年の「十一」期間中の航空利用者数は前年同期比15%増の250万人と予測、臨時便とチャーター便を合わせて2400便の増便を決定している。21日付で中国新聞社が伝えた。
関係機関による分析の結果、今年の利用ピークは9月28日−10月8日の間と判断した。利用者数は一日あたり平均で36万人、毎日400便以上が増便される。また、昨年と比べて、通常便も10%程度増便されている。
臨時便は主に成都、北京、西安、広州、武漢、昆明、大連、深[土川]、杭州、桂林などの観光地に集中している。
中国民航総局はすべての民航会社に対し通達を行い、「十一」期間中、全力で業務に挑むよう要求。また、「安全運行の確立」「乗客サービスの向上」「乗客の安全」を最重要課題とした。

茨城県来連

2004年9月28日
日本茨城県11市の議長議員来連 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=50642

27日、市人民代表大会常務委員会の李永金主任は、市政府国際会議ホールで日本の茨城県議会議長ら中国行政視察団一行の47人と会見しました。
一行は茨城県の11市の議会議長と議員から構成されており、県としては初めての大規模議員代表団の大連市訪問です。今回の来連は大連市の経済建設と社会発展の状況視察に加え、大連市人民代表大会との情報交換や友好交流の強化を望んでいます。
李永金主任は会見で、大連と日本は長い間に多くの関係を持っており、改革開放後は更に対日協力関係を主要な方針としている、特に経済と貿易は最も重要な協力内容である、今回の視察団の来訪と交流は、(お互いの)理解を深める事に大きなメリットが有る、と述べました。また李主任は、大連の基本的な情況について日本側に説明を行いました。締め括りには視察団の来連へ歓迎の意を表わし、大連が一行にすばらしい印象を残す事が出来るよう望むとしています。
日本側代表は、茨城県の気候は温和で、土地も広い、農業の生産額は、漁獲量が日本国内5位、またここ数年来は極力ハイテク産業を導入している、心から双方の関係が良くなることを望む、と話しています。