大連の新空港計画

2004年5月18日
新空港候補地はどれも有力 (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-05/18/content_331072.htm

大連周水子国際空港は1973年4月に軍民共用の空港として開港し、現在では国内国際共に重要な空港となっています。しかし現在進めている拡張後も民用フライトが4万8千機/年しか飛行できず、旅客取扱量は500万人/年に留まり、2008年以降は飽和状態になるとされています。中央政府は大連を東北アジアの重要な国際水上運輸センターにすると決めましたが、ここに民用航空の新空港建設する事も急務となっています。この為、大連市は新空港が2008年に開港できるよう計画を進めています。
1995年、大連市は新空港プロジェクトの前調査に着手しました。検証により、三十里堡がと登沙河の2ヶ所が建設予定候補地に挙がっています。
大規模な民用航空にとって必要な条件として、空港と都市の適正な距離は30キロメートルくらいとされていますが、両地共に高速道路、鉄道等を組み合わせて市街地へのアクセスは問題無いとされています。現段階では三十里堡が有力になりつつあるようですが、更に省、市政府、民用航空関連部門は検証を続けていくとの言です。

無料で海水浴!

2004年5月18日
星海湾海水浴場、今夏無料で開放 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=42027

昨日、星海湾開発建設管理センターは、今月末から星海湾沿いの1.5km、面積にして16万平方kmの砂浜と海水浴場を無料で観光客に開放すると発表しました。大連は海辺都市でありながら無料の海水浴場は市内に4つと大変少なく、市民と政府は海水浴場の無料化を働きかけていました。
無料化で心配なのはサービスの低下ですが、星海湾開発建設管理センターは、衛生環境、安全管理、建設 監視塔、52人の救護員からなる海上チームを整備するとしています。また、公開入札で企業を募集してプロジェクトチームを設立するので、毎年2百数十万元有った入場収入は補えるとしています。
今年、星海湾は巨費を投じて海水浴場としての機能を強化、(娯楽施設としての)等級を高めます。内容は、シャワーと更衣設備の増加、新しい企画等です。また、「海洋牧場」プロジェクトとして海上5千平方メートルを使った海面浮動平台(注:メガフロートのようなもの?)を設け、いけすでの魚釣り、遊覧船、水上パフォーマンスやゲーム、海中散歩等を始めます。砂浜の方では中国名物料理ストリート、ショッピングストリート、子供の娯楽広場、競技場等が設けられます。今年7月から10月までのイベントとしてはは、中国大連国際遊覧船展示会、アジアビーチバレー大会、国際魚釣りウィーク、大連海上用品展示即売会、青少年ビーチサマーキャンプ、週末文芸晩会、映画晩会等が行われます。
統計によると、星海湾海水浴場のピーク時の観光客は3万人に上ります、との言。