大連で山崎拓さんと平沢勝栄さんが北朝鮮外交部と接触をしましたが、ニュース映像で見る限りではヒルトンホテルで会談したようです。今回に限らず外務省役人が北朝鮮外交部と会うのも大連が多いようですね。フラマホテルがよく使われるようです。以前には脱北者支援で公安にしょっ引かれたNGO代表も居ましたね。この時は天富酒店でした。シェラトンホテルが完成したら、真っ先に予約入れるのは領事館でしょうか。
しかし、何故大連なのでしょう？　日本と北朝鮮からのアクセスが良いからでしょうか？　北京でも良いのでは？　吉林省から遼寧省にかけて北朝鮮関係の密会や暗躍が多過ぎ！　アンダーグラウンドな香りがプンプンで、正直これじゃ印象が悪いです。ちっとも良いニュースで紹介されませんし。(まぁニュースなんて無いんですが)　迷惑なので他所でやって下さい！

18時現在、HPの語学ページが更新されてないよー。NHK、怠慢！

大連の大学で留学生を騙って盗みの中国人男性、逮捕 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=39597

この姜という19歳の男、佐々木と名乗って日本人留学生になりすまし、大学内で盗み食いと窃盗をはたらいていたようです。中国人学生と互相学習までしていたそうですが、実は日本語は少ししか話せず、日本人の前では韓国人だと言い、韓国人の前では日本人だと言ってその場を乗り切っていたらしい。警察に身分証の提示を要求されると、実は日本から密航して来た、なんて言ったとか。そんな日本人いないって・・。日本語の先生が呼ばれて来ると今度は、韓国人だ、と言い出すもので、本物の韓国人留学生が呼ばれましたが次は、延辺人だ、と言い出す始末。延辺人は中国人ですよ・・。何とも適当と言いますか荒っぽいと言いますか。いや、そんないいもんじゃないですね。とにかく雑な仕事っぷりに「あぁ、中国っぽいなぁ」って思っちゃいました。

中国遺跡巡りhttp://zuiyue.air-nifty.com/blog/に「逮捕さる！」なんて書かれていましたので、私も大連で逮捕されたのを思い出してしまいました。私の場合は、夜、ディスコに行って買春日本人と間違えられたんですけど・・。

ディスコから帰ろうとすると出口に1BOXが停まっていて、出るなり車に乗るように言われました。能天気な私は、初め、ホテルの送迎車だと思っていました。(^^;)　しかし同行の中国人同僚が「公安ですよ」と言うので、私は「？？？」です。「買春すると思われました」と同僚。「はぁ？なんでやねん？」　しかし中国人同僚はすごくビビっていて、「逆らわない方が良いです」と言いますが、私達は無実ですよ・・。同様に車に乗せられた人が6〜7人居ますが、皆一様に無言です。あっれぇ〜？　まぁ、私達は無実だし、すぐ帰れるな、などと思っていると、やがて公安局に到着、全員会議室のような部屋に通されました。そこでも私は緊張感全く無し。電気ストーブをこちらに向けてくれた公安官に「謝謝」とか明るく言って気楽なモンでした。しかしそこで「身分証明出して」と言われて、ハッと我に返る思い。「パスポート忘れたー！」

・・最悪です・・。

悪い事をしてないと公安も怖くありませんが、後ろめたい部分が有ると途端に公安が怖くなるとは、気の持ち様とはこの事でしょうか。幸い3時間ほどで帰れましたけど、本当にヒヤヒヤしました。けどその後、一緒に捕まった中国人同僚とは絆が深まりましたとさ。

機場前vs機場、「前」の有無だけで紛らわしい (天健網)
http://dalian.runsky.com/homepage/dl/news/userobject1ai427451.html

大連空港には2つの公安派出所が有ります。「大連周水子国際機場公安分局の派出所」と「大連市甘井子公安分局の派出所」です。両者は管理部門が異なります。前者は中国民航の関連機関であり、一般に機場派出所と呼ばれています。後者は地方公安の関連機関で、場所柄から機場前派出所と呼ばれています。同じ公安でもそれぞれは別の機関ですし役割も違うのですが、市民や旅客はそんな事よく分かりません。郵便物まで間違って配達される有様だそうで、この紛らわしさは市民生活に不便をかけるものである、対策が望まれる、との言。
とは言っても、日本同様に縦社会の縄張り争いも有るので、どう改善されるのか気になるところです。

電動バスでガソリンと決別なるか (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=39668

全国技術産権交易機構のシンポジウムに於いて、中科院大連化物所(略称)開発中の燃料電池が紹介され、実用化間近と期待されています。この電池を使った「燃料電池城市客車」は既存の公共交通のどれとも違う乗り物で、電池は車両後方にセットされる形、燃料は水素。全長11m、出力100kw、最高速度60kmです。現在北京の市街と空港内で試験走行が行われており、実用に足る性能だそうです。今はまだ国外開発の燃料電池に比べて大きいので、鋭意開発を続けていくとの言。
燃料電池は各国が鎬を削る最先端分野の一つ。知的所有権のシンポジウムで紹介された意義は大きいです。この分野に強い日本もウカウカしてられませんね。

12歳の少年、弟を売りに出す (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-04/10/content_298352.htm

劉家橋近くの路上で、12歳の偉君は弟の凱君を5千元で売る為に呼び込みをしていました。見物人からの通報を受けた警察はすぐに2人を保護し、事情聴取を行いました。それによると、母親は弟が産まれた後に失踪、父親は食事もままならない状況で凱君を見放したらしいです。しかも、自らが子供を売るのが恥ずかしいとの理由で兄の偉君に凱君の売り子をさせました。警察はこの子達の家族を探し出して送り届ける方針ですが、家に帰ってからの2人の行く末が気掛かりです、との言。

気の狂った親が跡を絶ちません・・。

http://news.xinhuanet.com/focus/2004-02/25/content_1330740.htm

未だ消息不明者の確認すら済んでいません。

金選手に勝って愛ちゃん泣いちゃった (新華網)
http://www.ln.xinhuanet.com/2004-04/10/content_1949618.htm

今では中国語ペラペラの愛ちゃん。日本だけでなく中国のメディアにも出てます。オリンピック出場決定おめでとう！

大連の顔を綺麗に、10万人参加 (半島晨報)
http://bdcb.lnd.com.cn/show.php?id=5595

全市環境整治動員大会で決定した「五一(5月1日労働節)前日の大規模な環境衛生美化運動」に先立ち、10日、大連市の党書記と市長も参加しての街の掃除が行われました。特に鉄道の線路沿いは車窓から見える「大連の顔」として五一連休前に整備したい場所です。街の建物廃材や生活ゴミも重視されました。10万人の軍と市民が参加しての清掃活動となりました。行く行くは線路沿いの50mを緑地帯にするようです。ここのところ大連も環境問題と合わせて美化衛生にも力が入っています。

他に、
駐屯軍が公休日を使って植林 (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-04/11/content_298678.htm

大連『浪漫之都』の名誉の冠す (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=39878

珠海、杭州、青島、揚州などを抑え、大連が『浪漫之都』の称号を得ました。
全国ブライダル業委員会の史氏は、旅順口区の桜花之旅組織委員会と大連市婚姻家庭建設促進委員会の招待を受け、11日に行われた市のブライダル業シンポジウムに出席しました。史氏は「大連の環境、気候、人柄、ブライダル業の現状を鑑みると、大連は結婚式に最も適した都市で、『愛情』が大連のブランドの一つにもなり得る。大連はこの1年余り、同じ様に『浪漫之都』の(商標？)登録を申請する珠海、杭州、青島、揚州などの都市と競ってきたが、世界一の『浪漫之都』であるパリにも引けは取らないだろう」と述べ、大連が『浪漫之都』である事を認める形となりました。
全国ブライダル業委員会は今年3月に創立された全国の結婚関連業界の唯一の管理機構。ここで大連が『浪漫之都』を謳う事を許されると、紹介コピーに『浪漫之都』を使う事ができます。これは単に大連の特色を表すだけではなく、大連は恋人達の憧れる場所だとするなどの売込みが予想されており、全国の新婚旅行勧誘などに大変有利に働くと考えられます。大きな経済効果が期待できます。

大連には他にも『北の香港』『アカシアの街』などの呼び名が有ります。

東北アジア経済圏のハブを目指す大連空港 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=39940

大連空港は7億元を投じて拡張工事が進んでおり、2005年の使用開始を予定しています。これにより、2005年には離発着数を4万5千機、旅客数441万人、取扱貨物量15万トン、2010年には離発着数6万機、旅客数700万人、取扱貨物量30万トン、以上を目標に掲げ、全国の空港ベスト10入りを狙います。国内外に83航路、乗り入れ航空会社は15社に上り、2005年当初でもピーク時には1時間中り2350人、年間では500万人、離着陸数4万8千機のキャパシティが持てる見込みだそうです。

成田、仁川には輸送量は及びませんが、民間経営である大連空港は離発着費用などで競争に打って出るかも知れません。中国は自国産大型旅客機(A380の模様)計画も発表していますし、暫くは航空関係の情報は要注目です。

小さな命、ソウルへ緊急フライト (新華網)
http://www.ln.xinhuanet.com/dalian/2004-04/14/content_1970008.htm

13日朝、先天性の心臓疾患を持って産まれた赤ちゃんが、大動脈の手術を受ける為にソウルへ飛び立ちました。産まれてすぐに心臓疾患と分かり、ソウル大学付属病院での手術の手配を行ったようですが、そこで問題なのは搬送です。赤ちゃんは生後たったの3日、産まれてから酸素吸入を欠かした事も無い状態です。南航北方大連公司が乗客に重体の赤ちゃんが居る事を知ったのは12日、ここから翌13日朝のフライトまでに体制を整えたのは特筆に価します。大連ソウル間が1時間しかないのが不幸中の幸いですが、この搬送劇で空港とフライトスタッフはかつて無い緊張を経験したそうです。赤ちゃんは無事ソウルに到着し、空港で病院スタッフの手に委ねられたそうです。

公衆浴場の衛生状態、多くが基準に達せず (天健網)
http://dalian.runsky.com/homepage/dl/society/userobject1ai429622.html

中国では自宅にお風呂の有る家はまだまだ少なく、銭湯を使う人がとても多いです。このほど公衆浴場の衛生管理を厳格にするよう通達が出ましたが、これに則って沙河口区の衛生監督部門が検査を行いました。それによると、特にスリッパ、足ツボの道具、ロッカーの消毒が不完全。また、従業員の半数以上が決められた健康合格証を未提出。80％の大規模サウナが勝手に鍼灸や整体を行っていた。花風呂の花は消毒されておらず、牛乳風呂の牛乳は期限切れ、等の問題が発見されました。衛生監督部門では、皮膚病や性病の病原菌が感染する恐れも有り得るとし、これらを防ぐ為に消毒を徹底するように指導しているそうです。

ライオンとトラがラブラブ (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-04/15/content_300875.htm

ピッタリくっついて、ただならぬ関係か・・。
但し、ヨルダンの動物園のお話。
何故ヨルダン？　思うに、イラク戦争関係で取材に出た記者が、息抜きに動物園に行ったんでしょうか。(^^;)

中国南方航空運賃値上げ、旅行社は連休へ向けて調整 (天健網)
http://dalian.runsky.com/homepage/dl/finance/userobject1ai430029.html

大連からの国内線は、北方航空が南方航空に吸収された為に南方航空名義で飛んでいます。その南航が昨日値上げと新価格を発表しました。例えば、大連北京間70元増、大連上海間90元増、大連成都間160元増など。最大の上げ幅は大連広州間の180元増で、値上げ後は2050元になります。路線により5％〜20％の値上げになります。値上げは4月20日からで、もう間が有りません。5月の連休に向けてツアーを組んでいた大連の旅行社は、この値上げに合わせてツアーの値上げを行わねばならず、価格表の改定に大忙しです。ある旅行社では北京のツアーを1680元から1780元へ、南昌へのツアーは2450元から2580元へ、それぞれ価格改定を行いました。しかしお客さんはそもそも価格で旅行計画を立てているので、旅行計画そのものが混乱し、売り上げに影響が出るだろう、としています。また大連自身も観光地であり、観光関係の業種に影響が出るかも知れません。

日本のガソリン価格もここ暫くで10％に当る10円上がりましたし、仕方無いでしょう。それでも日本の航空会社は踏ん張ってますが・・。

冰峪溝、施設民営化に当ってオークション開催 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=40103

冰峪溝の観光地に置ける飲食、宿泊、娯楽の営業権を民間企業に委譲する為、庄河市のホテルでオークションが開かれました。落札予想額は2億9千万元。冰峪溝は国家AAAA級の景勝地で、北の小桂林とも言われる山水画のような風景が楽しめます。国家AAAA級の景勝地経営がオークションにかかるのは中国では非常に珍しい事ですが、経済的にもサービスの面でも将来増えて行くことでしょう。このオークションに伴って現在冰峪溝は閉鎖中ですが、連休には必ず営業を始めるとの言です。

空港、駅、港等での検温を中止 (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-04/16/content_301398.htm

15日の中央電視台ニュースで、国家品質検査総局等の7部門は共同で通知を出し、国内の空港、駅、港等の各交通機関での検温を中止したと発表されました。また同時に毎日の伝染病発生状況報告も中止となりました。但し、各交通機関では引き続き伝染病予防に努める様にとしています。

金石灘の老大連民族館、23日開業 (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-04/17/content_302673.htm

桃や杏の花に囲まれて、金石灘国家リゾート区狩猟倶楽部に青瓦、赤い柱、灰色の壁の懐かしいような古い造りの家が建っています。老大連民族館は金石灘国家リゾート区管理委員会と大連碩麟企業の共同で建てられました。
敷地面積5000平方メートル、展示面積1500平方メートル。「青泥窪から始まった大連」「田舎の風情」「昔の商売」「農家」等九つの展示区を設け、写真や模型で説明されています。仕事や家庭の道具、漁船、山車、馬車、切り紙細工のハサミ、日用雑貨も有ります。古い写真や文書も展示されており、これらは開館後も募集して展示品を増やしていく予定だそうです。
正式オープンは23日ですが、既に景色の美しさの噂を聞いた人で賑わっています、との言。

自動車用の120番(救急車)「96122」始動 (半島晨報)
http://bdcb.lnd.com.cn/show.php?id=5654

日本のJAFのような存在である大連自動車救援センターの正式営業が始まりました。同センターは昨年5月から試験営業をしていましたが、救援の流れが固まった事を受け正式営業の運びとなりました。電話番号「96122」へ連絡すれば、24時間体制で救援に来てくれます。高速道路での救援にも対応、との言。

マイカーブームを受けて、車社会対応のサービスも充実してきています。