紫薇、白血病の子供に涙 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=40258

人気ドラマ「環球格格」の紫薇役で人気の林心如が来連し、昨日、ニューマート前広場で「林心如歌迷影迷見面会」が行われました。林心如は大連電台でも放映された「半生縁」でもヒロインを演じて大好評を得、今回は「半生縁」写真集のキャンペーンでの来連です。会場には3万人のファンが集まりました。(注:あそこに3万人集まった状態はちょっと想像できませんが、それくらいの人気が有るという事です)
残念ながら林心如は「半生縁」のテーマ曲を1曲歌っただけで退場してしまいしたが、これには訳が有りました。大連児童病院に入院中の白血病の子供のお見舞いに行かねばならなかったのです。来連に当って主催者から、とても会いたがっている病気の子が居る、と聞いていた林心如は、面会を快く受ける事にしました。当の孫瑛明は林心如の訪問に驚きました。暫く話し、CDを貰いました。そして「瑛明ちゃん、早く良くなってね」とポスターに書いてもらい大変喜んだようです。やがて病院を後にした林心如は、同行の記者から、孫瑛明は「私の病気は重いけど、ちっとも怖くないわ。大きくなったら心如お姉ちゃんのような綺麗で良い人になるの」と言っていたと聞き、涙を零しました、との言。

替え玉受験防止に指紋採取 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=40261

昨日の自習考試から大連では受験生の指紋採取が行われるようになりました。これは「誠信考試承諾書」に沿って行われたもので、受験生の本人確認に指紋識別技術を使おうというもの。中国で始めての試みで、替え玉受験防止や行く行くの紙の受験票廃止へ向けての動きであるとされています。
ちなみに「自習考試」とは独学で資格を取る為の試験です。大学等の学校制度とはまた別の、外国語や観光や貿易や経済、あらゆる専門の資格試験で、学生よりも社会人で受験する類のものです。

大連−漢口の高速列車運行開始 (天健網)
http://dalian.runsky.com/homepage/dl/news/userobject1ai431000.html

昨18日、全国の列車ダイヤが改正されました。これは同時に5回目となる列車運行時間短縮化となります。大連−漢口間は従来36時間かかっていましたが、今回の改正で30時間に短縮され、最高速度は160km/hに達しています。また、これまで中国の特急列車で不便だった乗り換えに関しても改善され、全国の発券のネットワーク化で切符の買い足しや無駄なチェックインアウトが不要になったようです。更に、2時間以上の遅れで別の列車への振り替え等も対応可能になっています。尚、三大連休と夏季は別ダイヤが組まれます。

英語角の補填を無料で (半島晨報)
http://bdcb.lnd.com.cn/show.php?id=5672

甘井子区中華路で行われている英語角はいつも満杯です。そこで、3ヶ月を1セットとし、15名1クラスの特に貧困な家庭の小学生に英語を教える教室が開かれる事になりました。町で貧困家庭の調査を行い、この中の希望者に無料で英語を教えてくれます、との言。

語学は小さいうちから。身に染みます・・。5年前の勝利広場地下の外語角は大学生がチラホラという状況だったと思いますが、最近の盛況ぶりは凄いですね。外国語会話は受験の上手い下手よりもセンスであって、学校や塾で高い月謝を払って習う類のものではないと私は思います。こういう無料の教室を充実させる事は国際化の有効な手段だと思います。
ちなみに「角」は「○○コーナー」のことです。

実徳倶楽部、新ユニフォームを発表 (公式ページ)
http://shidefc.sina.com.cn/2004-04-18/3/1595.shtml

18日、2004年の大連実徳足球倶楽部のチーム発表会がシャングリラで行われました。この席に於いて、2009年までの5年間のアディダスとの契約も発表されました。アディダスは1999年から大連チーム(当時は万達)をサポートしています。この発表に伴い、伝統の水色をあしらった新ユニフォームも公開されています。甲A、アジアサッカー、中国サッカー杯で輝かしい戦跡を残した大連チーム、今年はプレミア王座奪回ですね。

老虎灘公園、100元のセットチケット発売を発表 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=40332

大連では今、五一の連休に備えて各公園のサービスの発表が続いています。老虎灘海洋公園では、28日より、数ヶ所の観覧をセットにした100元のチケットを発売する事になりました。このチケットだけで公園への入場、珊瑚館、ジュラ紀激流探検、鳥語林(鳥園)、海上観光遊船、海獣館、海盗(海賊)船、四次元映画館、ロープウェーの中から五つを選んで楽しむ事ができます。これにより最大では55元もの節約になるそうです。労働公園、星海公園、付家庄公園等でもアザラシショー、高空綱渡り等のサービスを準備しており、連休の集客に余念が有りません、との言。

軽軌の延長工事、5月末完成予定 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=40365

今回の第3期延長工事では、香炉礁から大連駅までの区間を建設しています。疏港路では高架を建設中。コンクリート製の空中線路を急ピッチで作っています。本工事は5月末竣工、との言。

中心部から金石灘へ行くのが楽になりますね。

20万株の花が四大公園を飾る (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=40359

五一の連休を飾る為、本日より労働公園、星海公園、東海公園、付家庄公園の花壇に花が植えられ始めました。総数20万株、23種類の花が植えられます。また、毎年労働公園で開催のチューリップ展は本年が最後になり、来年からは牡丹展になります、との言。

この時期は公園だけでなく街中の花壇が花で埋ります。少々人工的ではありますが、あれだけの花が植えられている様子は圧巻ですから、見た事が無い人は是非。

航空チケット購入、24時間OK (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=40368

本日より、民航大厦に有る航空チケット販売所が改装に伴って24時間営業になりました。予約専用電話も新設されました。送迎バスも8台用意され、ここの8つのカウンターでチェックインもできます。荷物を預けて空港まで手ブラで行ける様になりました。

大連空港、安全検査で薬物を押収 (天健網)
http://dalian.runsky.com/homepage/dl/society/userobject1ai431757.html

18日、大連空港の安全検査で外国籍の男が有害薬物の一種である氷毒(メチルアンフェタミン)錠剤を所持している事を発見、公安に引き渡しました。氷毒は揺頭丸とも呼ばれる薬物で、勿論禁制品です。ディスコ等で服用し頭を振って恍惚感を得るような使い方がされているようです。安全検査員は長年の安全検査の仕事の経験によってこの男が不審者であると見抜きました。大連空港では半年前にも薬物所持者を発見しており、これからも更に目を光らせていくことでしょう。

第7回旅順口区「桜花之旅」開幕 (天健網)
http://dalian.runsky.com/homepage/dl/finance/userobject1ai431722.html

旅順口区は歴史を振り返る以外に桜が名物となっています。20日、「桜花之旅」が開幕となり、多くの観光客が訪れました。「桜花之旅」では桜遊園を見る他に、花展、凧揚げ大会、金婚式祝典、愛心大遊園、集団結婚式、書画パフォーマンス等の催しも行われています。今年の桜の開花は例年より早く、観光客は自然を充分に満喫しています、との言。

大連市、市勢調査結果発表 (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-04/21/content_304481.htm

大連市の人口と計画生育の基本情報発表会がありました。これによると、大連市籍の人口は560万2千人。15〜49歳(出産可能とする年齢)の女性が155万人。昨年の平均寿命は76.66歳で、男性は74.75歳、女性は78.66歳。また今回の発表では新生児が大幅に減少しました。

出生数大幅減少、人口密度に格差 (大連日報)
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2004-04/21/content_304476.htm

昨年の大連市籍人口は22，241人、0.4％の増加。開発区と甘井子区で増え、中山区、西崗区、旅順口区、金州区で減っています。新生児21，405人で、一昨年より18，960人も減っています。20〜29歳の出産適齢期女性は36.4万人で、これも3.25％も減っています。初婚男性は22，669人、平均年齢は27.91歳、初婚女性は23，096人、平均年齢は25.58歳で、それぞれ0.12歳、0.14歳の上昇となっています。人口密度は最大の沙河口区で17，657人/平方キロ、リゾート地区では227人/平方キロです。

外資の設備1，200億元、原発巡り受注激化 (NNAより勝手に転載)

中国は2020年までに原子力発電所整備のために3，000億元を投入する。このうち、外資関連の設備購入費用は全体の4割にあたる1，200億元。欧州などで「脱原発」の動きが加速化しているが、これから原発建設のピークを迎える中国を巡って、米国や日本などの原発関連メーカーが受注に向け競争を激化させることは間違いなさそうだ。22日発売の中国紙「21世紀経済報道」によると、中国では今年末までに泰山（浙江省）、大亜湾（広東省）、嶺澳（同）、田湾（江蘇省）の4カ所で11基の原発が稼働。発電量は870万キロワット分に達する。国家発展・改革委員会の計画では、2020年までにさらに30基、2，730万キロワット分の原発を整備し、原発による発電量は3，600万キロワットに達するという。
これらの整備に関する費用について、同委関係者は「原発設備の国産化が進めば3，000億元程度となる」と言及。このうち、設備面で外資に頼るのは全体の4割にあたる1，200億元と見られており、原発建設という巨大事業を巡って電子関連の外資企業が受注に向けた動いているといわれている。

■建設は「西低東高」の動き
ドイツでは昨年末に老朽化した2カ所の原発を閉鎖した。今後20年間ですべての原発を閉鎖する予定だ。米国も新規の原発建設が進んでおらず、西欧先進諸国は核廃棄物の処理問題や環境汚染などを理由に、「脱原発」の動きが加速化している。ただ、日本や韓国、台湾などでは原発建設の動きが依然として根強く、西欧とは対象的に東アジアで原発の需要は高まっているといえそうだ。
「国家発展・改革委員会はこれまでの『適度な発展』政策から『積極発展』に軸足を変えた」（21世紀経済報道）といわれるように、中国政府も近年の深刻な電力不足を受け、今後、原発建設に本腰を入れ始めたようだ。

■外資迎え撃つ国産技術
原発設備の受注を狙っているのは、韓国、米国、日本、フランス、ロシアの5カ国といわれている。ただ、高度な技術が要求される原発設備だが、ほかの産業同様、中国の企業もこうした設備への参入を強めている。
泰山原発の二期工事では、主要な原発設備である原子炉の圧力容器を国内企業が受注。通常、引き渡しまで3年かかるといわれる制作期間を22カ月で済ませるなど国内技術の上昇を示してみせた。同二期工事では、55の建設プロジェクトのうち、47プロジェクトで国産化を実現、設備の国産化率は55％に達しており、これまで外資頼みだった設備でも国産化が進んでいることを裏付けている。

出稼ぎ者用新築マンション、家賃50元ランドリー付き (天健網)
http://dalian.runsky.com/homepage/dl/society/userobject1ai432287.html

華林工業団地の新築マンションに2千人の出稼ぎ農民が入居しました。華林工業団地は大連市外からの就労者が最も集中する地区。国内28の省(自治区と直轄市)から来ている出稼ぎ農民は4500人。内2000人が5棟のマンションに分かれて住み込みます。13万平方メートルもある広いマンションで、ランドリー室、娯楽室、読書室等も備え、家賃は50元です。(注:個室ではありません)　昨日、甘井子区労働組合総連合会の計らいで22個の目安箱が設置され、入居者は「工会法」「労働法」「進城務工人員服務手冊(問題発生時の連絡先等が記載されている)」を受け取りました、との言。

大連も急速な白襟(ホワイトカラー)化で、工人(作業員)不足が深刻さを増すと言われています。サービスによって出稼ぎ者を呼ばなければならない、言わば売り手市場で他の工業都市と戦わねばならない状況です。

衛生局発表、北京でSARS感染疑い例発生 (新華網)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2004-04/22/content_1435392.htm

北京市健宮医院看護士の20歳の女性が、SARS感染の疑いが有るとして隔離されました。看護士は河北省の出身で住居は健宮医院看護士寮。4月5日に震え、発熱、咳が始まり、7日に健宮医院に入院。以後症状が好転せず、14日に北京大学人民医院の集中治療室に転院。19日、付き添っていた親族2名も発熱し、病院は直ちにSARS発症時のマニュアルに従った対応を開始。21日、同医院の検査によりSARS抗体IgGが陽性の可能性有りとなる。22日早朝、北京市疾病予防控制センターがSARS抗体IgGとIgMが陽性と確認。北京市SARSネットワーク実験室協和医院がSARS抗体IgG陽性と確認。
「2003-2004年度全国衛生系統伝染性非典型肺炎防治工作方案」に従い、22日午前、北京市はこの患者をSARS疑い例と認めました。北京市は既に早期警報を発令し、調査、消毒を始めており、患者と接触の有った171人の監視をしています。現在この中に5人の発熱者が居り、この人達は隔離されています。
衛生部は各地の衛生部門にSARS発生情況の監視を強化するように求め、早期発見、早期報告、早期隔離、早期治療を呼びかけています。
尚、衛生部はWHO、香港、マカオに関連情報を通知しました。

海南のB型肝炎ウィルス感染率は84.77％ (TOM新聞)
http://news.tom.com/1988/20040422-853499.html

調査では、海南ではB型肝炎の感染率は84.77％で、B型肝炎発症抗体(HBsAg)保有率は16.54％。4歳以下の幼児のB型肝炎の感染率は71.2％に達し全国一。120万人がB型肝炎のウィルスに感染しており、12万人が発症。海南では毎年4000例のB型肝炎患者が出ており、同省伝染病統計の4分の1を占めています。(以下略)

また、犬等のペットを飼う事が珍しくなくなってきましたが、中国の疫病での死亡人数トップは狂犬病です。御存知でない方は記憶に留めておいて頂きたく。

北京のSARS再発を教訓に、中国に渡航する際の安全情報及び健康に関する情報を得る為のサイトへのリンクをPC用ページ(大連友誼站)に挙げておきます。是非御覧下さい。

中国聯通、3G開放前にブロードバンド携帯発売 (中国情報局)
http://news.searchina.ne.jp/2004/0423/general_0423_001.shtml

中国聯通がCDMA1xのポテンシャルを使った端末を発売するようです。OSにWindowsMobile2003を採用、インターネット接続とマルチメディアコンテンツ再生、中央電視台、鳳凰衛視等12局のテレビ視聴、北京、上海、天津の渋滞情報取得、等のコンテンツが用意されるとの言。予想価格は8000元前後。3G開放後はEV-DO(auのWINと同じ)に移行する為、コンテンツ資産の互換性保持もスムーズと思われます。

しかし、OSがWindowsMobile2003という事で、auとの互換性には疑問符が付きます。国際ローミングでは恩恵を受けるのは難しそうです。昨日、京セラがAirH"Phone(これは日本用サービス)の新機種を発表しましたが、上海で小霊通が正式認可されましたし、PHSも侮れません。またケータイが面白くなってきました。

北京、安徽、3人の疑い例をSARSと確定 (新華網)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2004-04/23/content_1437436.htm

中国衛生部は23日夕刻、北京の2人、安徽の1人をSARSと確定した。北京の一人目は20歳女性看護士。安徽は26歳女性で、安徽医科大学大学院生。北京の健宮医院と交流の有るSARS研究者。北京の二人目は31歳男性で、中国疾病予防控制センターウィルス病予防控制所の研究員。いずれも実験中等の感染と見られています。また安徽女性の母親が既に亡くなっており、SARSが死因の疑い有りとされています。

刻々と新着ニュースが出ていますので、こちらのページではその時々までの新着情報をまとめて挙げていきたいと思います。

大連空港、検温を再開 (大連晩報)
http://www.dlwb.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=40686

大連周水子国際空港は既に体温検査を再開しました。消毒も行われており、出入国に於いても同じで健康申告を厳格にしています。SARS対策は前回の流行の状態に戻りました。

闇漢方医、偽薬を調剤 (新華網)
http://www.ln.xinhuanet.com/dalian/2004-04/24/content_2030490.htm

小玲(仮名24歳)は錦州から開発区の縫製工場に働きに来ていました。小さい頃から銀屑病(？)を患っていた彼女は、工場の用務員から普蘭店に居る張吉明(仮名)を紹介されました。2002年9月、小玲が彼の調剤した薬5包を600元余で買って飲んだところ、すぐに体調を崩し、顔や脛にむくみが出、やがて全身が痺れ歩行も困難になりました。
2002年11月、大連市労働衛生研究所で砒素中毒による神経炎と診断され、その後他の病院でも同じ結果が出されました。2003年5月、大連市公安局は張吉明調剤の薬を分析、三酸化砒素である事を確認し、2003年7月、大連市中級人民法院と検察院はこの薬が小玲の症状の原因として立件しました。今年4月21日、張吉明は普蘭店市警察で逮捕拘留となりました。
張吉明は本来農民ですが、祖先伝来の秘法を持ちその薬は病気を治すとされていました。小玲は一生身体に障害が残ります、との言。

安徽の粉ミルクにしてもこの漢方医気取りにしても、人が口にする物への考えが甘過ぎるのではないかと思います。大連でも偽物の粉ミルクを見つけたら通報するよう呼びかけるニュースが出ていました。